ヤンキー達をすり抜けて
はじめまして 松取の嫗と申します
拙い文章ですが読んでいただければ幸いです
2320年。魂、幽霊や妖怪、天国や地獄というものが実在すると2100年代に明らかになってから200年近い時間がたった。
人々の生活は昔とは変わり、異界の者の力を借りるようになった
そしてこの物語の主人公である八坂 栄太郎も他の者たちとは違った方法で異界の者の力を使うことになる。
皆さんおはよーございます。
私、八坂栄太郎ことエイタは今全力で学校へと向かっております!
ホームルームの開始は8時30分そしてただいまの時刻は8時20分
ここから学校までの距離は信号なしの1キロ・・・走れば間に合う可能性はある!!
ということで私エイタ君は全力疾走中なのです!
学校の校門が見えてきた!2,3分の余裕を持って到着とは俺もなかなかのものだな
おや?
「!!?」
校門の前で4,5人の人が言い争っているようだ。
こんな時間にまだ学校に着いていないなんて不真面目な奴らなんだ!
もしかしたらヤンキーかもしれない。絡まれたら面倒だ、突っ切ってやるぜ!
「とおりまあああああす!!!」
「「!?」」
ヤンキー(?)達が驚いてこちらを見ている。
「危ない!」その中の誰かが俺に向けて注意してきた。
それと同時に横からまぶしい光が襲い掛かってきた。
「ぎゃぁぁぁぁぁ」
目がぁ・・・!目がぁ・・・!何て酷いことをするんだ。いきなり目潰ししてくるなんて!
あぁ治ってきた。文句言ってやる。いややっぱヤンキーに絡むとか怖いからやめとこ。
三十六計逃げるにしかず。ぱっぱと逃げよう
まだぼんやりとしか見えない視界を頼りに俺は走って学校に逃げた。
・・・・しばらくして・・・・
「ふぅ 突然彼が走ってきたのはびっくりしたけど何とかなったわね」
先程のヤンキー達(栄太郎の勘違い)の1人であった女性が呟く。
彼女の周りには彼女以外のヤンキー達(栄太郎のry)が倒れていた。
すると彼らの身体が地面に解けるように消えてなくなっていった。
「まったく、悪さをするヤツ等が増えて困るわ。それにしてもさっきの彼・・・人避けの術も効いてなったみたいだし妖の攻撃を受けたのに無傷だったなんて、どういうことかしら?ここの生徒みたいだし調べてみる必要がありそうね」
そう言って彼女はどこかへ去っていった。
余談
・・・教室に着いたエイタ・・・
いやー色々大変だったけど30分には間に合った。よかったよかった
『ガラガラガラ』
「いやー危ないところだった。遅刻するとこだったぜ!」
おや?何故ホームルームをしてないんだってか授業中なんだ?
ん?遅刻?いやいやだってまだ8時・・・あ、時計1時間ずれてる・・・
てへっ☆許して?
放課後、生徒指導室?それだけは勘弁してくださいいいいいい。
すいませんでしたああああああああ!!!
結局、呼び出されて怒られました。
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