第006話 ブラック企業っつうのはこういうのを言うんだと思う
せっかく階段が守り神をやっているので何か階段らしい特徴を加えたいんですけどね~。ドM以外どうも思い浮かばないや。感想以外にもそういった案も喜んでお受けいたします。
「……というわけだ」
「ふむふむだいたい分かったわい。おそらくワシと親父は契約状態ぢゃから形而上の何かでつながっておって、殴られた時にそこを伝ってあの者の情報を読み取ったのぢゃろう」
「契約? んなモンいつしたっけ?」
「ムリヤリ、と冠につけた方がいいぢゃろう。下級神で自分のとはいえ素人の親父が守り神を現界させる契約をするのはまず不可能ぢゃ。これも心当たりがあるんぢゃなかろうかのう」
「…………」
そういえば、即時現界できる下級神をなんたらかんたらっつってたな。つまり向こうの奴らが俺名義で契約書に判を押したみたいなもんか。あの痴女め……。
「まあそれはいい。んで、俺らの目の前にいた陽菜は本物の陽菜じゃないってことか?」
「そうではない。ただ反応が薄いだけぢゃ。具体的に言うと異能どもの影響を受けた者の影響を受けておる感じぢゃな」
「ふうんそうか」
何か策を講じなきゃならんな。そうするためには情報を集める必要もあるしとりあえず教室に戻ろう。
「そういえば今何時限目だ?」
「放課後じゃよ」
「……えっ」
「部屋の鍵を持っている親父が寝ておったらワシも帰れんからのう。もう五時過ぎぢゃからはよう行こうではないか」
「クソ、明日に持ち越しか」
だがちょうどいい。あいつにいろいろと聞きたいこともあるしな。
「それでは親父も起きたことぢゃし、そろそろ家に帰ろうではないか」
「その前にだ。今日の六時にちょっと予約してたから、今からそこに行くぞ」
「行くって、どこにぢゃ?」
「病院」