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200文字小説

肉まん(200文字)

作者: うわの空

 コンビニに行ったら、肉まんが売られていた。


 もうそんな季節かと思いながら、僕は肉まんを注文した。

 すると店員が、至極真面目な顔で訊いてきた。



「冷やしますか?」


「え?」



 驚いたものの、僕は猫舌だ。

 ぬるいくらいがちょうどいいかもしれない。



「じゃあ、お願いします」




 店員は氷水の中に肉まんを突っ込み、三十秒ほど待ってから、僕に渡してくれた。




 皮がふやけて冷たくなった肉まんを食べながら、

 二度と冷やさないと心に誓った。


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― 新着の感想 ―
[一言] いつもながら発想が斬新ですね 感服しますww そういえばファミリーマートあたりで、 ドラゴンクエストの、「スライムまん」 と言うのが発売されたそうですよ? ……冷やし肉まんもあながち無いと…
[一言] どうも、初めましてw読ませて頂きました。 素直に笑えましたwww面白かったです。
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