第二十九章70 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】70/1名目の下手人【レベル1】(【男?/俺】7
【芳一/銀侍】が出した、【エアポケット・ボム】。
この力はどんな力か?
それは、【エアポケット・マジック】と呼ばれる【異能】の1つである。
【エアポケット・マジック】とは、【空間】の狭間に【魔力の源】を入れてそこの空間を通った者に罠を張ると言う事である。
【エアポケット・ボム】は【空間】の狭間に【炎の元素】を隠し込み、そこを通った対象者が爆発すると言う力である。
【芳一/銀侍】は、【投影身】を使うのが初めてなので、【銀侍】が初期に出していた力を使って使えるかどうか試したのである。
テストして居なかったので実践で試すしかなかったが、上手く行った様だ。
【芳一/銀侍】は、
「まさか、この程度で終わりじゃねぇよな?
もう一発、練習させてもらうぜ。
1回じゃ、確証が持てないからな。
【ウィークポイント・レシピ】」
と言って、右手の一指し指出してゆらぁ~っと右腕をあげたかと思うと、それを振り下ろした。
すると指先に出ていた光が【新動塊】/【虚塊】の【ウォレノムォノ】の身体を通り抜けたかと思うと明後日の方向に飛んでいく。
まさか、失敗?
いや、違う。
それで良いのだ。
【銀侍】が不死身の【九頭大蛇】を倒した時と一緒である。
【九頭大蛇】は弱点属性が存在しなかった。
そこで、属性を調合して、新たに弱点となる属性を作り出す。
そう言う力である。
【新動塊】/【虚塊】の【ウォレノムォノ】を通り過ぎた光はこの世界にある要素をかき集めて新たな弱点属性を作るために飛んでいったのである。
別に不死身じゃなくても弱点属性と言うのは新しく作れる。
【芳一/銀侍】は、しばらく攻撃を避けて、戻ってきた光を受け止めて右手の拳に溜めた。
【芳一/銀侍】は、
「こいつは痛てぇぞぉ~。
覚悟しろ、クソガキ」
と不敵に笑ったのだった。
そして、
ドガンッ・・・
と強烈な一発を放つ。
【新動塊】/【虚塊】の【ウォレノムォノ】は、
『ヴォロオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ』
と苦しみ出す。
と言った展開があるのだが、中継は以上となる。
【芳一】達はその後、犠牲者を出すことなく、【新動塊】/【虚塊】の【ウォレノムォノ】を無力化させて、【下手人】/【ウォレノヴァン】を捕らえる事に成功したのであった。




