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第二十九章52 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】52/序列1席3

 基本的に悪行を行っていない【贄喰威】の序列1席の7姉妹。

 では何故、そうなっているか?

 それは、【贄喰威】の中で最強の力を持っているからである。

 悪行を行うという意味では大失敗作だが、彼女達が【贄喰威】の中で一番強いと言うのは変わらない。

 それこそ、【真の強者】として成長する可能性がある程強いのだ。

 それは、【芳一】の思考的にはおなじみの環境だった。

 何度か述べた事だが、彼のライフワーク作品、【フィクション・レジェンド1/フィクション・レジェンド】のラスボス、【クスンタティーア】は作中、最強の力を持っている。

 そして、純粋な心も持ち合わせていた。

 【クスンタティーア】は能動的に悪意には荷担しない。

 だが、純粋であるが故に悪党から利用されやすい立場になっている。

 最強の力を持ち、悪党に騙されやすい存在。

 だから他の存在から最も危険視されている存在となっている。

 その場合、【芳一】が導き出した解答は、【クスンタティーア】に数多ある全ての力を捨てさせ、引退させると言う事だった。

 引退後の【クスンタティーア】は主人公がヒロインと共に自分の後継者、養子として育てると言う事で完結させる予定だった。

 今回の7姉妹の場合、全ての中で最強という訳ではないが、【贄喰威】の中では最強の力を持っている。

 7姉妹も自分達を壊そうと言う相手には立ち向かう様になっている。

 完全に正義という訳では無く、敵対する者にはそれなりの対応をする。

 そして、7姉妹の配下は、他の序列の【贄喰威】達のスパイである。

 彼女達に対しての【悪評】は、7姉妹の部下として活動する他の【贄喰威】のスパイ達がでっち上げているものである。

 それにより、7姉妹は【冤罪】に近い状態になり、【贄喰威】達の【悪の象徴】として奉りあげられているのだ。

 それには、7姉妹を悪の象徴として作った者達も納得して居る。

 言ってみれば、7姉妹は被害者である。

 意図せずして【悪の象徴】にさせられてしまっているだけの哀れな被害者である。

 7姉妹としても自分達を倒そうとする存在には自分の存在を守るために戦う。

 それを悪用して、7姉妹の偽の配下達は好き放題やっているのである。

 それを【アンサー・クリエイト】/【状況把握】で知った【芳一】は、

「【フェアリアちゃん】、良かったね。

 当たりだよ。

 胸くそ悪い思いはあまりしなくて済みそうだ。

 そして、そこの7姉妹。

 辛い立場だったね。

 今、解決してやるよ。

 もう、変に苦しまなくて良いんだ。

 ・・・【アンサー・クリエイト】/【遠方超通信】・・・

 聞こえるか?【ドゥラティア】。

 あんたの勢力は優秀な【存材(そんざい)(人材の様な存在)】を探していたな。

 ここにあんたの求める【真の強者】/【条件覚(じょうけんかく)】の候補達が居る。

 彼女達は【贄喰威】の第1席、【現悪形(げんおぎょう)7つ子姉妹次女ディスクィンドール】他6名。

 あんたんとこで面倒見てやってくれないか?

 僕は7姉妹に巣くうクズを一掃する。

 それで万事解決だ。

 聞こえるか?」

 と言った。

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