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第二十九章37 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】37/序列3席2

 【贄喰威】の序列3位、【偉奥皇帝(いおうこうてい)スヴェル・ムォノ】とは如何なる悪党か?

 簡単に言えば暴君である。

 そして、食物連鎖的の頂点である食人存在でもある【悪半神(あくはんしん)】である。

 【スヴェル・ムォノ】は、

『ふんっ・・・

 来たか・・・

 (ちん)は食事中である。

 しばし待て・・・』

 と言った。

 【芳一】は、

「てめぇっ、何喰ってんだ?」

 と怒鳴った。

 【芳一】は食べている事を咎めているのではない。

 食べている【物】を見て声を荒げたのである。

 【スヴェル・ムォノ】は、

『何とは?

 別にただの食事だが?

 調理されたものを食しておる。

 不満でもあるのか?』

 と首を傾げる。

「そりゃ、料理じゃねぇだろうが」

『料理だ。

 ただの【人間の女】の生首ではないか。

 脳が美味でな。

 時折、食しておる』

「ふざけんなっ。

 人間を何だと思っているんだ?」

『お前は家畜に対してどう思えと言っているのだぞ?

 そもそも、お前も朕にしてみればただの食材だ。

 朕は食材と言葉を交わさねばならぬのかと嘆いておる。

 朕は食材を無駄にはせぬ。

 この人間の雌の隅から隅までちゃんと食べる。

 文句を言われる筋合いはない』

「人間の尊厳を何だと思って居るんだ?」

『ならば、お前は牛や豚の尊厳を何だと思っておる。

 朕にとっての人間はお前にとっての牛や豚と同じだ。

 いちいち食材に対して思うことはない。

 正直、お前と話していることもバカらしいと思っておる。

 くだらない話をするな。

 もうじき、終わる。

 それまで待て』

 と言った。

 まるで聞き分けのない子供に言って聞かせる様な事を言う【スヴェル・ムォノ】。

 とてもじゃないが、【芳一】とは永遠に理解し合えない間柄となっている。

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