第二十九章28 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】28/序列5席7
【芳一】は、【怨呪翁】の調査を開始した。
【芳一】は、
「お前のシノギを言え。
簡潔にだ。
お前は必要以上にしゃべるな」
と言った。
【怨呪翁】は、
『・・・警戒心が強くなったのぉ・・・
ワシが怖いか?』
と言う。
【芳一】は、
「聞こえなかったのか?
余計な事はしゃべるなと言っている。
質問された事に対してだけ、必要最低限で答えれば良い。
お前とは必要以外の事はしゃべらない。
そのつもりでいろ」
と言った。
『やれやれ・・・
ワシのシノギは暗殺じゃよ。
依頼されてターゲットを殺す。
これがいい稼ぎになることはお前も知っているだろう。
闇の仕事ほど稼げる仕事は無いからな』
「次の質問だ。
お前の勢力を言え。
お前には誰がついている」
『その質問には答えられんな。
こっちは守秘義務というのがある。
お前達側の協力者だっている。
その者達の安全を図るためにはしゃべる事は出来ん。
裏社会にもルールと言う者がある。
信用を無くせば仕事が出来なくなるのは表も裏も変わらん。
協力者の不利になることはしゃべらんよ。
それくらい解るじゃろ』
「次の質問だ。
お前は、【覇王/オーバーロード】を殺害した事はあるか?」
『少なくとも、自らの意思でやることはないのぉ。
あるとすれば依頼があったからじゃ。
お前は主犯を捜しておるのじゃろ?
だったらワシは違う。
ワシは殺しの内容は言わん。
殺した相手に対しても方法に対しても同様に守秘義務がある。
だが、ワシ主体では【覇王/オーバーロード】を殺さない。
それだけは断言できるぞ』
と言う感じで尋問があった。
【贄喰威】の序列5位、【カースソングライター/怨呪翁】の調査は必要最低限の言葉のやりとりでこの後も続くが中継は以上となる。




