第二十九章21 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】21/序列6席7
【ウォレノドゥア】は、
『では、お前が解放してやりたい女を1000名選べ。
この城のリストはそこに置いてある。
この城の女の数はおよそ10000名だ。
つまり10名に1人は解放する事が出来る。
かまわないからリストに丸でも付けろ』
と言った。
【芳一】は、
「・・・【アンサー・クリエイト】/【取捨選択】・・・
このリストの中で最も、解放すべき者1000名を指し示せ。
・・・出来たぞ」
と言った。
【ウォレノドゥア】は、
『ふむっ・・・
なるほど・・・
この面子か・・・
良いだろう。
だが、賭にはその【アンサー・クリエイト】を使うのは禁止とする。
それでは賭けにならん』
と言った。
確かに、【ウォレノドゥア】の言うとおり、【芳一】が【アンサー・クリエイト】で【ラブアップ】の優勝者を予想するのはチートである。
【芳一】は、
「・・・解った。
じゃあ、この女性にベットする」
と言った。
【ウォレノドゥア】は、
『お前はそれか?
では俺はこの女にしよう。
俺が勝ったら、お前に肩でも揉んで貰うか』
と言った。
勝利になど大してこだわっていないと言う大物ぶりを見せようとしているのが解る。
結果は両者ハズレ。
だが、【芳一】が予想した方が決勝まで残ったので勝ちと言えなくもない。
【ウォレノドゥア】は、
『決勝まで残ったのは見事だが、俺達は優勝者を当てると言う勝負をしていた。
ハズレた以上、お前への報酬は無しだ。
かまわんな』
と言った。
まるで支配者が、配下の者にそう言っている様に聞こえる。
【ウォレノドゥア】は、【芳一】にそう言うことでその気分を味わっているのだ。
【芳一】は【ウォレノドゥア】の部下になることは無い。
だが、賭をする事でそう言う様に見える様な構図を作り出したのだ。
【ウォレノドゥア】は、
『あぁ・・・良い気分だ。
お前の調査、受けてやるぞ』
と上から目線で言った。
【芳一】は、
「・・・じゃあ、調査を開始する・・・」
と言った。
この後から【贄喰威】の序列6位、【ハーレム後宮大奥王ウォレノドゥア】の調査は始まるのだが、中継は以上となる。




