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第二十九章19 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】19/序列6席5

 【ウォレノドゥア】は【芳一】と【ミリア】が来訪した城だけに【ハーレム】を築いている訳ではない。

 無数にそれを持っている。

 そのため、【ハーレム】の女達にとって、【ウォレノドゥア】に抱かれると言う事は少ないチャンスなのである。

 だから、それをアピールするために、【ラブアップ】に参加する。

 【ラブアップ】は先願制なので、先にエントリーした者が128名出た時点で締め切られる。

 かと言って、【ラブアップ】参加者にも実力のある者と無い者が居る。

 相手の服を脱がすのに特化した者が多く参加している【ラブアップ】に出ても勝ち目がない。

 苦手な相手も居るだろう。

 そこで、参加希望者達は誰がエントリーするか見極めている。

 【ラブアップ】は一度、参加すると3回は参加出来なくなると言うルールがある。

 つまり優勝しやすい【ラブアップ】に参加する事が女達にとって必要な要素なのである。

 【ラブアップ】の実力は対戦を見ればある程度解るし、対策も練られる。

 つまり、【ラブアップ】に出場すると言う事は他の女に自分の戦法を研究されると言う事も意味している。

 あの女はこういう手を使うんだ?

 あの女は右がウィークポイントだ。

 あの女はあそこが弱い。

 あの女はあそこが感じる様だ。

 あの女はくすぐったがり屋だから弱い。

 あの女は・・・

 と言った感じで研究される。

 武器の使用は禁止である。

 殴るのも禁止。

 蹴るのも禁止。

 間接技を掛けるのも禁止である。

 罵詈雑言も禁止。

 言葉では淑女風の振る舞いをすると言う事になっている。

 だから、

『死ね、この女』

 とか、

『くたばれ、クソビッチが』

 とか、

『殺してやるよ、クソ喰わせてやんよ』

 と言う様な発言は禁止であり、

『負けませんよ』

 とか、

『勝たせていただきます』

 とか、

『お手柔らかにお願いいたしますわ』

 と言った言葉は認められている。

 それは下品な言葉使いが、【ウォレノドゥア】を萎えさせるからだと言われている。

 あくまでも服を脱がす技量を求められる競技である。

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