第二十九章16 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】16/序列6席2
【贄喰威】の序列6位、【ハーレム後宮大奥王ウォレノドゥア】とは如何なる悪党か?
【ハーレム】、【後宮】、【大奥】とついている事からも多くの女性を侍らせる男であるのは間違いない。
その多くが攫ってきた女性達である。
彼女達は強制的に男に尽くす様に洗脳されている。
女性を攫う事と洗脳。
それがこの男の罪である。
【芳一】と【ミリア】が、【ウォレノドゥア】の居城の1つを訪れると、
『わーわーわー』
『きゃーきゃーきゃー』
『ぴーぴーぴー』
『うぉーうぉーうぉー』
などの大歓声で何かが行われていた。
見ると、中央には闘技場の様なものがあり、そこには2人の女性が立っていた。
その後方には玉座の様なものがあり、【ウォレノドゥア】が鎮座していた。
【ウォレノドゥア】は、
『おぉ・・・
来たか・・・
まぁ・・・見ていけ』
と言った。
見ていけ?
これから始まるものをか?
【芳一】が闘技場を見る。
【芳一】は、
「決闘・・・か?」
と聞いた。
【ウォレノドゥア】は、
『その様な無粋なものではないわ。
ここは女の園だ。
やることは決まっておろう』
と言った。
【ミリア】は、
『決闘じゃなければ何をやろうって言うのよ?』
と聞いた。
【ウォレノドゥア】は、
『何なら女・・・
お前も加わってみるか?
勝利すれば、俺の寵愛を受けられる』
と不敵に笑った。
【ミリア】は、
『はぁ?
ふざけんじゃないわよ。
誰があんたなんかと』
と怒りを滲ませた。




