第二十九章11 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】11/序列7席4
【祈清】の説明を受けて、【芳一】は、
「なるほどな。
まぁ、表立って自慢出来る様なタイトルホルダーじゃないってのは確かだな」
と言った。
【蝶鳥】は、
『ふんっ・・・
美技も解らぬ俗物が。
お前の様な下級生物に理解してもらおうとは思っておらぬ。
じゃが、それで多くの金が動くのは事実じゃ。
それが吾の資金源になっておる。
吾は別に略奪しなくてもやっていけるのじゃ』
と言った。
【芳一】は、
「でも、結局悪事を働いているんだろ?
クズじゃねぇか」
と言った。
【蝶鳥】は、
『いちいち勘に障る奴じゃ。
無礼討ちをしても良いのじゃぞ』
と言った。
【祈清】は冷静に、
「こっちは調査に来たんだから、粛々と進めましょうよ。
けんか腰ではまとまるものもまとまらないわ」
と言った。
【蝶鳥】は、
『こやつが喧嘩を売っておるのじゃ。
吾は買おうとしているだけじゃ。
何が気に入らぬのじゃ?』
と言った。
【芳一】は、
「言って欲しいのか?
ここは血の臭いがプンプンするんだよ。
今までで最悪の匂いだ。
てめぇ、一体どれだけ殺してきたんだ?」
と怒りを滲ませた。
【蝶鳥】は、
『お前は今まで食してきた食べ物の数を覚えておるのか?
それと一緒じゃ。
いちいち数えてはおらぬわ』
と言った。
「じゃあ、今日は何人だ?」
『100匹くらいかのぉ?
1000匹かも知れんがな。
今し方、申したであろう。
いちいち覚えてはおらぬわ下郎が』
と言う感じでバチバチだった。




