第二十九章10 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)3】10/序列7席3
【芳一】は、
「調査を開始する。
お前のシノギを言え」
と言った。
【蝶鳥】は、
『その様なもの、決まっておろうが。
【廃飾様】の17冠じゃぞ、吾は』
と言った。
【芳一】が、
「【はいしょくよう?】」
と首を傾げる。
【祈清】が、
「地球で言えば、【将棋】と【廃墟】と【ジオラマ】なんかを混ぜた競技ね。
簡単に言えば、【廃墟】を【ジオラマ】に見立てて飾り、その優劣を競う競技の事で、【将棋】には、8つのタイトルがあるでしょ?
【竜王】、
【名人】、
【王位】、
【王座】、
【棋王】、
【王将】、
【棋聖】、
【叡王】、
と言う様にね。
【廃飾様】には、17のタイトルがあると言われているらしいわ。
【老塊】、
【大様】、
【醜間】、
【変麗】、
【倒艶】、
【壊偉】、
【滅宴】、
【廃来】、
【解名】、
【消永】、
【秘哀】、
【迷吾】、
【捨栄】、
【散華】、
【破花】、
【不現】、
【死舞】、
と言うタイトルがあるらしいわ。
この全17タイトルを同時制覇したのは歴代3名だけ。
その内の1人が彼女って訳ね。
まぁ、廃墟を変にいじるという発想自体が歴史への冒涜であり地球ではあり得ないし、宇宙法でも禁じられている。
つまり、蹂躙を是とする悪の組織にだけ伝わっている伝統芸能の1つという事ね」
と補足説明をした。
流石に彼女はよく調べて来ていると言う事である。




