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4.「適正」と「適性」――魔法の「てきせい」はどっち?
「適正」と「適性」。
どちらも読み方が「てきせい」であるためか、使い方が混乱しているようです。
たとえば
「判定の水晶玉が光らず、魔法の適正がないと判断された」
とか。
・適性
性質が適している。
「風魔法の適性がある」
・適正
適切で正しい。
「その性能の武器なら適正な値段だ」
たとえば、
「ポーションを作るには、薬草の成分を抽出した液体に、白魔法の適性を持つ者が、適正な量の魔力を込める必要がある」
なんて使いわけですね。