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番外 独断場(どくだんば)
ある小説を読んでいたら「独断場」という表現が出てきて、すぐに「『独壇場』の読み方を、『どくだんば』と間違えて覚えていて、そのように入力して出てきた漢字をそのまま確定したな」と気づきました。
なぜ察したかというと、私も長いこと「どくだんば」と読んでいたからです(笑)。
「独壇場」は「どくだんじょう」と読み、「その人だけが思うままに活躍できる場所。ひとり舞台」の意味です(『広辞苑』第6版)。
が、たいていの辞書では「独壇場」を引くと、「独擅場」を見るように示され、言葉の意味はそちらの方に書いてあります。
なぜなら、「独壇場(どくだんじょう)」は、もともとは「独擅場(どくせんじょう)」という言葉だったところ、「擅」を「壇」と間違えて出来た語だからです。
「擅」という漢字に馴染がないのと、「ひとり舞台」という意味に引かれてしまったのでしょう。