44話 214B>5C>6C>dc>2C>hjc>j236A>236D2>J4B>空ダ>JC>J22D>236236A
「どうなってるんだ……?」
僕が現場に駆けつけた時、状況は最悪だった。
イーストバリーの沼地の向こうでは何故か鰐頭族とスケルトンが戦っていたが、それよりも僕のスミマリちゃんだ。
麗しのマリーゴールド様は地面にしゃがみ込んで泣いておられるし、スミレちゃんは顔から地面に倒れていて、大天使の面影も無いほど泥まみれになっていた。
「なんとか……ぐずっ、死なせない……!!
っスミレは、私が、守るんだからぁっ……!!」
よく分からない子ドラゴンも倒れていたが、そんなことはどうでもいい――マリィちゃんの涙ぺろぺろ――じゃなくて……紫色の魔法陣が2人を捉えていて、僕のスミマリちゃんに危害を加えようとしているヤツが居ることに気付いたのだった。
「お前……このボクを怒らせるとはやるな……?」
「何だ……!?
下等生物のエルヴスが何故、こんな所に居る……?」
僕を下に見るってことは最上位種だ。
となると、90レベル台のリッチだろう。
だがあいにくと僕は、160レベル台のエルヴスなのだッ!
「邪魔をするなら、貴様も葬ってやろう……」
「それが辞世の句でいいんだね?」
僕は【気配遮断】をものの数秒だけ使い、正面から突っ込んだ。
「なっ!?」
それによって、僕が瞬時に目の前に現れたように感じたはずだ。
だがそんなことを考える時間が無駄ッ!!
お前が余計なことを考える間に、僕はお前を殴ることが出来るッッ!!
「シッ!!」
僕の正面からの正拳がリッチの顔面へと炸裂する!
それから始まるのは、無駄な思考と無駄の無い行動の、ただの応酬ッッ!!
「グッ!?」
両手の手のひらを合わせて、腹部に向かって掌底を繰り出す!
リッチはそれで吹き飛ぶが、僕はダッシュし追いつくと、真上への蹴り上げを繰り出すッッ!
「お前はッッ、罪を犯したッッ!!」
「ガッ……!」
リッチは上空10メートルほどの高さまで飛ばされたが、その頭上から、僕のかかと落としが炸裂する!
「これは、泣いたマリィちゃんの分ッッ!!」
「ゴッ……!?」
空中で丸太を生成した僕は、真下へと投げ追撃ッ!
そのまま下まで降りて、肘打ちを当てるッッ!!
「こっちは、スミレちゃんを穢した分ッッ!!」
「グアッッ……!!」
離れた距離を埋めるように小さい距離を飛び、空中で回転蹴りを喰らわす!
勢いづいた僕の脚はリッチを水平に蹴り飛ばすッッ!!
「な……ぜっ……」
「まだ足りぬうううううう!!!!」
スキルで大きな大樹を5メートル先に生やす。
蹴り飛ばしたリッチは樹木が壁となってバウンドし、それによりこちらに向かって跳ね返ってくる!
「これが、ボクの怒りッッ!!」
「……ッ……!」
しゃがみ込みその場で溜めると、リッチは吸い込まれるように僕の目の前までやってくる。
両足で2段蹴りを繰り出し、相手を低く浮かせるッッ!!
「そしてこれがッッッッ!!!!」
僕は低い姿勢で地面を摺り足で移動して、軽く浮かんだリッチの真下に回り込むッッ!!
そして人体ならば背骨に当たる部分がまさにがら空きッッ!!
「スミマリ親衛隊、つまり、全ての生命の怒りだぁぁああぁぁああアアアアアアアアアアアアーーーーーーッッッッ!!!!!!」
天高く突き上げた渾身の掌底ッッ!!
リッチは粉骨砕骨、暴れ狂った僕の手で骨から砕いてバラバラだッッ!!
それによってリッチは死! 不死の存在だろうが死ッ!!
何故ならばッ、リッチも所詮90レベル程度の魔獣だからだぁぁああぁああアアアアアアーーーーッッッッ!!!!!!




