余暇でもお手伝いします
イチゴ「この一週間は暇じゃったのう」
ココア「よく遊んでたじゃない」
イチゴ「ちゃんと教会のお手伝いしたぞ」
ココア「簡単なものですけどね」
イチゴ「任されたことは、ちゃんとやったけええじゃろう」
ココア「私なんて頼られてあれこれやらされて」
イチゴ「自慢け」
ココア「違いますけど?」
ミルク「あ、装備が届いたよ」
シスター「これどちゃくそ重え!!」
イチゴ「シスターさん、持ってきてくれてありがとう!」
ココア「これで揃いましたわね」
ミルク「私は、えーと荷電粒子砲?永久機関銃ダンマツマホエール」
イチゴ「そんな装備で大丈夫か?」
ミルク「イチゴと違って私は遠くから狙い撃ちするから、これだけでいいの」
ココア「私はこの魔導書」
イチゴ「それ外道書って書いとるけ、ココアは騙されたんじゃ」
ココア「黙れバカ!使ってみないとまだ分からないでしょう!」
イチゴ「バカは騙されたココアじゃ」
ココア「おまえこのスーパーバカ!」
イチゴ「わしがスーパーバカならココアはウルトラバカじゃ」
ココア「何ですって!」
ミルク「えええいいああ!!」
イチゴ「すまん。泣かないでくれ」
ココア「嘘泣きのくせして」
ミルク「あ、着替え終わったね。重装備だけど重くない?」
イチゴ「めっちゃ重い」
ミルク「ストロベリーモチーフで見た目が可愛くても鎧に盾に剣だもん」
イチゴ「この盾、ストロベリーの香りがするぞ」
ミルク「わあ、本当だ」
イチゴ「ミルクは着物、ココアはローブで軽くてええのう」
ココア「重いことが問題でしたら、私が魔法で軽くしてあげますわ」
イチゴ「そしたら庭でトレーニングじゃ」