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第11話

~イタリア 参謀本部~

ここイタリア連合陸軍総参謀本部も対応に追われていた

つい1ヶ月前までは多数の国家に分かれて戦争をしていたが、国家群ごと戦争目標にされては各個撃破されてしまう。

そこに危機感を抱いた教皇は全国王を召喚し、教皇領を中立地帯とする連合王国案が出された。

殆どの国王がその案に渋ったが次第に英国の惨状を知るうちに賛成になった。

そこで海軍と陸軍を統合、連合軍を組み、指揮系統はどちらも教皇庁から派遣されたスイスの陸軍関係者とドイツの海軍関係者がなった。

その下に各国の最高司令部から一名をえるすぐった連合陸軍総参謀本部がある。

しかし成立するときから仮想敵である大日本帝国が潰れた時のための各国の野心が入り混じっていてカオスなことになっていた。

「反対だ。そんなに戦力を出しては(貴様らに)侵攻された時に太刀打ちできないだろう」

「そうなったら我々の内地軍がすぐ駆けつける」

「おかしい!各国軍の常備兵力の7割だぞ!もう兵はあまり残ってないはずだ!」

「こっちは島国と違って陸軍主体で開発したから君達とは違うんだよ」

「何ぃ!貴様らだけずるいぞ!」

「わかった。そしたら我々も対抗措置として主力艦を残させてもらう」

そして取っ組み合いの喧嘩になる寸前、

「やめんか!」

と一括する者が現れた。

「これは...教皇陛下?何用で?」

「このままでは内戦になるであろう。そうなったら負けは必至じゃ、そうならんように止めたのだろう。」

「はぁ」

「要は後方が安心できないと言うのだな。まぁそれはわかる。かといって残す兵卒の人数を決めると負担の違いが違い、反感を買う…」

「ではどうさせるのですか?」

「1千人を残し、残りの7割を派兵だ」

とまとまって無かった国も教皇の教え通りに動いた。

ようやく纏まりを持ち、訓練が行き届く予定となったイタリア各国であるが戦闘を一度経験してるだけあって連携はすぐ取れた。

問題は愛国心が強い中級士官だったが更迭する事でことなきを得た。

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