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転校生に百合の花束  作者: 惷霞 愁灯
第一章 発芽
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四輪目 意識

朝のHRが終わり、授業が始まる。葵は31人クラスの中で、席が一つはみだしている場所にいるため、京香の教科書を見させて貰っていた。

「ありがと、京香さん」

ボソッと囁くと、京香は唐突な胸の苦しみに襲われた。

「(なにこの胸が締め付けられる痛みは。もしかして、秘密をこいつに握られてるから、不安で……」

後ろを向きながら、授業を受けていた京香が突然前を向き胸を抑える。この動作に古都葉はクスクスと笑っていた。


放課後______


「葵くんなら心配なさそうじゃない?」

「いや、信用できないね。ああいう奴に限って、弱みにつけこんでくるのよ!」

帰り道、やはり話題は変わっていなかった。朝から葵の事ばかり話す京香を見ている古都葉は、またクスクスと笑った。

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