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転校生に百合の花束  作者: 惷霞 愁灯
第一章 発芽
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三輪目 心配

「はあぁーーーーーー」

長い溜息は、先程とは雲泥の差がある。

「さっきは、どうしたの?スゴイ勢いで出て行って」

「あー、【古都葉】(ことは)か」

京香が信頼をおける、高校内で唯一の親友と言っていいだろう。ふんわりした髪は腰まで伸び、少しぽっちゃりしてるが、それがまた愛らしさをだしている。

「実はさ……あの趣味がバレちゃって」

「え?コスプレして街の中歩くやつ?」

「ちょちょちょちょ、ここで言わないでよー!」

教室は葵に人集りがあり、騒々しかった。恐らく、聞こえなかっただろう

「そう、それよ。はぁー、どうしよう誰かに話されたら。私の高校生活がっ!」

「どこで歩いてたのー?」

「ちゃんと隣町まで行ったわよ!けど、あいつ方向音痴らしくて、降りる駅の数駅手前で降りちゃったらしくて。」

「それで歩いてたら鉢合わせちゃったと」

「そゆこと……」

古都葉は暫く黙り込んだ後、肩を叩き「ドンマイっ!」と励ました。

古都葉はチョップをくらった。

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