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転校生に百合の花束  作者: 惷霞 愁灯
第三章 開花
25/32

二十五輪目 本音

その日の夜______

携帯に古都葉から激励の文が通知音と共に送られてきた。

「いやぁ、良かったねぇ」

「普通はダメなことなんでしょうね。」

「けど、私は」

「言わなくってもわかるよう」

京香はベットで、古都葉は机の椅子に寄りかかりSNSを使い、チャットをしていた。

「けど、やっぱり2人とも凄いよ」

「私は中々言い出せないもん!」

「古都葉にしては珍しいね」

「私だっていつもニコニコはしてないよぅ!(; ̄3 ̄)」

古都葉が顔文字を送ってきた。これに京香は少し心配した。古都葉が顔文字を使う時は、決まってニコニコしてない時だからだ。

「どうしたの古都葉、言いたいことあるならいいなよ。私聞くよ」

「…………(。´╹A╹`。)」

「嫌ならいいけど」

「……隠してた訳じゃないんだどぉ」

「私、好きな人がいたの」

「え?」

「けど、その人は憧れで、成功もするはずないから、諦めてたの」

「ちょうどその時辺りに先輩から告られて。オッケーしたの」

「最初は優しかったんだけど、段々エッチなことしてって言い始めて」

「私も最初は嫌って言ってたんだけど、一回、その人の誕生日に許しちゃって」

「その日、私は見せ物にされて…」

次々送られてくる文章と、その度に発覚する事実に京香は、なんて返信すへばいいか分からなかった。

「(´-﹏-`;)」

「今日はここまでにしよ。よる遅いし」

唐突に古都葉から、終わりを申し出た。聞きたいことが山程あったが、京香はあえで聞かず、古都葉のしたいようにさせてあげた。

「分かった。お休み。また明日」

その文章に既読が付いた後に、再度通知音は鳴らなかった。

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