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転校生に百合の花束  作者: 惷霞 愁灯
第三章 開花
23/32

二十三輪目 思考

激震、そして喪心した一日は、まもなく終わりを迎える。愛を育むつもりが、知らず知らずにバイを育てていたと。京香その事実にむしろ驚嘆した。



______電話を終え、帰り際。

「ごめん。僕がしっかり自分のことを分かってたら」

「うん。私も頭が追っつか無いよ。だからゴメン。今日は帰って」

「うん。ごめん京香さん……」

勢いで葵を帰してしまった。しかし、こうするしか他に方法が思いつかなかった。今まで付き合ってきた男子は正直顔だけだった、だから女だったら即別れてただろう。けど、葵にそんなことは出来なかった。

帰ってく後姿と共に、脳内で響く「京香さん」という言葉。それは、出会ってからここまで築いたものを一瞬で崩し去った。


______


人間という生き物について考える。僕と私が出会って。子供が産まれ、その子供が他の子供と出会い、またその子供が産まれる。人生に仕組まれた遺伝子システム。ここに愛は計算されてるのだろうか。

愛があれば、子供がいなくてもいいのか。

子供が出来れば、なんでもいいのか。

京香は翌日まで費した考えを、次葵と会う時にぶつけると決めた。

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