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転校生に百合の花束  作者: 惷霞 愁灯
第三章 開花
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二十二輪目 真相

「お前は、実は女だったんだ!」

生声ではないものの、抑揚がしっかり伝わってくふ。いや、伝えなくてもいいのにと、葵は心の中で思った。

「い、いやそれは京香が教えてくれたからもう知ってるから!」

「お、そうか。うーんじゃあどこから話そうか……」

ここで京香は身を乗り出し、マイク部に顔を近づけた。

「それは葵くんのお母さんに関係あるのですか?」

「たしかに、それが1番の理由かもなぁ。うちの奥さんは、葵を産んで間も無くしてあの世にいっちゃったんだよ。俺らの住む村では、女の子が産まれたら服や家事を。男の子が産まれたら農作業をさせる。っていう風習があったんだよ。けど今は俺だけ。しかも俺が歳をとったら働ける奴が1人もいなくなって死んじまう。そのために、葵を根本から男として。いや漢として育てたんだ!」

2人は、その電話越しでも分かるドヤ顏に、三回ほどツッコミを入れたかった。これからの関係性なんかは、この時はどうでもよくなっていた。

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