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作者の日常

女子だけど女子が苦手だった話

作者: 十月志歩
掲載日:2026/03/05

はじめに。

男女差別をしてはいけない。そんなことは分かっている。だかしかし、男子と女子には少なからず違いがある。

これからの文章中、差別ともとれる表現が出てくるので、不快に感じる方は今のうちにブラウザバックしていただけると助かる。

これから読む方へ、頭の片隅に置いておいてほしいのは、私が決して差別をしている、推奨しているわけではないということだ。これだけ念押しさせてほしい。

それでは本文をどうぞ。

私は生まれて十数年、ずっと心も体も女として生きているのだが、どうにも女子が苦手だった。「女性」が苦手なのではない。「女子」が苦手なのだ。そのため、小学校低学年の頃の友達は男子ばかりであった。

しかし周りの目は厳しいもので、学年が上がるにつれ、女子と仲良くしなければ冷ややかな目で見られるようになっていった。幼いながらに、「これは女子と仲良くせんと学校生活が終わる」と思ったことを覚えている。

次第に周りは思春期に入り、男子と話しただけで女子からコソコソ噂されるという事態に陥った。私は女子のこういうところが嫌いである。

そのうち、女子の人間関係はドロドロしてきた。くだらないスクールカーストだので発言権が決まり、一軍に逆らってはいけないという暗黙の了解が広がり、トイレは一軍に占拠されるという、私のような陰キャには地獄のような約三年だった。何度男子の集団をうらやんだかしれない。

中学校へ入学する頃にはそれなりに落ち着いていたが、今度は女子特有の、「共感」のみを求める会話が始まった。

この形式の会話をするのは学年の三分の一ほどという体感だったが、たかが三分の一だろうがしんどいものはしんどかった。

三百回ほどそんな会話に付き合った時、私は気付いた。彼らは「会話」がしたいのではない。「相槌とかいらんしお前の意見も求めてないからとにかく私の話を聞いてくれ」というスタンスで近づいてくるのだ。しかもそういう女子に限って話がつまらない。小金持ち男子の自慢話を聞くほうがよっぽどマシである。

この頃の私のストレスは限界突破していた。

しかし、結局は誰でも「話を聞いてほしい」という気持ちは変わらないのだと思う。だって現に、そんな女子が苦手な私も、話聞いてほしさにこんなエッセイを書いている。本質は彼らと変わらない。実に不思議で、嫌な現実である。

今はもう女子に対しての苦手意識は薄れているが、思春期の女子の人間関係は、同時期の男子のものより複雑だと思えてならない。


最後に一言、言わせてもらおう。

トイレと教室の入口を占拠すんの、やめてくれ。

人間関係って難しい

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