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二人の自分

作者: 死馬奇大造

 みんなは自分を追い抜かして行く。それはマラソンのように、走っても走っても追いつけない。

 悔しい、苦しい。何よりも辛いのは、理想の自分さえ現実の自分を置いて先へと行ってしまうことだ。

 自分はもっと速く走りたい、みんなと肩を並べたい、抜かしたい。そんな理想形の自分がどんどん先へと。


 みんなは必死だ、自分を待ってはくれない。だからせめて、理想の自分だけは隣にいてあげるべきだ。

 理想の自分は、現実の自分の手を持ち、導いてあげなきゃいけない。理想の姿へと。

 自分の気持ちに一番寄り添えるのは、自分自身なのだから。ダメな自分も愛しく思えるように、共に行こう。もう一人の自分。

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