43/63
意趣返しの結果
後日、羽月が特諜局にて廣瀬が休職になる原因をつくった疑いを掛けられて必死に弁明をする姿が確認されている。
彼女曰く、
「アレは受け取った側の問題だよ。大したこと言ってないし。何よりあの人が言ったんだ。誰もが真実を受け入れて乗り越えていける、そして、偽りの幸せなど傲慢だ、と。あの程度で壊れちゃうならさぁ、私が何もしなくても遅かれ早かれ壊れてたと思うよ。」
だそうだ。
(だからと言って貴方の玩具にしてはいけないだろうに。)
と特諜局一同は困惑したが、彼女の言い分は正論で、共感すらした上、彼女の本当の目的にも気付いていたため、彼女へは「あまり壊さないように。」という注意のみで終了した。
証拠隠滅への問題は皆無ということでこの問題は片付けられたのだった。
「揺れる正義と人の陰」完結
<<次章>>「憲法第零条 国民の定義」




