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昼と夜の交わり  作者: 泡沫
昼に生きる夜の蝶
23/63

夜の蝶は昼に生きる



 夜の世界において、幹部など名のあるモノたちは人外の力を持つ場合が殆どである。



 月城光橘(タチバナ)もこの例に漏れない。


 彼女は人間の子として産まれながら、魂には猫妖怪としての力が刻まれていた。

 安直に言えば前世が猫妖怪なのだ。

 彼女は、前世その妖怪としての力が強すぎた為か他の要因か、転生するときに力がリセットされなかったのだと思われる。

幼少期は体に見合わぬ魂のため体が弱かった。

 体が魂に適応し、安定するようになってからも、人間とは異なる力やエネルギーの使い方を、教えられる人間がいる筈もなく、燃費が極端に悪いまま、日々を過ごしていた。膨大なエネルギーは使いこなすのに技術が必要なのだ。


 ある時、力の暴走で動けなくなっていたところを保護されて、会社にスカウトされた。

 その時から彼女は夜の世界の住人となった。

 それでも、昼の世界に絶望をしていなかった彼女は昼の世界を捨て切ることができなかった。だから彼女は夜の住人でありながら昼に生きることにしたのだ。




 昼に生きる夜の蝶。


 昼に生きる夜の住人は少ない。それでも歪な生き方を選んだ彼女の数奇な運命は未だ誰も知らない。



<次回>「隠し事」6月24日投稿予定

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