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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どうせ誰も読まないなら自分の好きなように書いてみようと思います

作者: 鈍痛

(まぁたチート転移な勇者様ですか、はいはい神の力にひれ伏しておくれ。ざくっと)


(字の文なんてもの糞食らえだわ)

薄暗く音もない中、自然とは言い難い淡い光が宙に浮いている。

そこにやはり音がないまま文字が文章を形成していく。光源は一連の文章で、言葉が増える度に部屋の明るさも上がる。

作成している主の姿は薄暗い中、より暗いシルエットでしかし掠れている。延々と文字を作り続けている姿以外何もーー。



「覗き見は、いただけないなあ」

枯れ葉を潰すような音の後、掠れた姿が朧気になる。

「まったくプライバシーの侵害を気にして欲しいな」

声だけが木霊し、光は霧散。月明かりが重厚なカーテンの隙間から微かに漏れていた。

「丸1日かけて書いたものが一人の勇者をラスボスまで導いた末に心を折るために仲間からめっためたにされるとか鬼か貴様」

「チートにかまけてコミュニケーションを疎かにしたツケだろうよ。どうせ後ろから来る騎士団が解決するしな」

誰だきみは!?

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