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何ならほっといて

 普段リアルで無口なσ(^^)は、一人称だと極端にセリフが出てきません。


 ということで"男"目線になります。


 瞬く間とか一瞬とか表現すべきなのかもしれないが、わしにはゆくりとした時間が流れていた。


 スマホ少女、落下して故障しかねないスマホ、飛んでいきそうになったリコーダーが入った袋を受け止めた途端に周囲が一瞬に発光(フラッシュ)して気づくと小学生に押し倒されるぐらいに手足が縮んでいた。


 うわー、異変に気づいた少女とスーツ女の視線を浴びせられてる。

 まずい、どうリアクションしよう。


 いゃ現実逃避してどおする。>わし


 このままの体じゃ仕事行けん。今日は金曜やから明日明後日の土日で元に戻ったらええんや。


 ぼけぇ、この現状をどおする。>わし


 あかん。まともに考えでけん。


 それにしても口々に言いたいことを口にする少女は、やはり小さくても女性なんだと実感やな。


「なにこれ-・・・」

「オッサンどこ行ったの」

「この子、ジジイから出て来たんだよね」

「あいつ空鬼だったの?」

「でもフツーに話せてたよねー」

「新型?」

「この子の唇プルプルしてる」

「うん。おいしそうね」

「かわいすぎるぅ」

「この子、おうち持って帰っちゃダメ?」

「それなー」

「わかるー」


 スマホ少女がわしの上からやっとどいてくれたら、お持ち帰りしたい宣言だと。はて、誰を?


 言いたい放題云われているわしは放心と言う名の状況分析と現状認識に手一杯でリアクションが出来ずに、上から見下ろす少女達の壁を越えここからどうやって自宅まで帰ろうかわしはわしで考えていた。


「はいはい、この子は本部で保護しますから、あなた達は引き続き通常パトロールるをしてから管轄の塾へ入って下さい」

「…「はい」…」

「先生、この子は本部付けになるんですか」

 活発な子が疑問を口にしたが、わしにゃわからん。とりあえず自分も関係してるようだが、わしは縮んだジジイでしかないのに"子"と云われている対象はどうしても自分じゃないと判断している。


「その件については、連絡が付けば保護者の方とそして本人と要相談ですね」

「そうですか」

 それはそれとして、体に合わせて服は縮まなかったから、日も沈みかけるとまだまだ肌寒いわい。


「マッパだから、震えているわ。もう連れて行くわね」


 ふう、どこの誰だか知らんが、捕獲されてどっかへ行ってくれサエすれば、このわし"縮んだジジイ"の事など空気みたいなもんだろうて。目立たぬようにじっとしとこ。


 なにいっ。人違いであろう。


 衣類と鞄と併せてわしが捕獲され・・・た。なんでっ?



 数分は経ったか、わしは今、でかい車の中であの女と向かい合わせの席に居る。でかいと云ったが長いというべきか、普通の乗用車が縦に二台分かな。自分の愛車は軽四だし体は縮んで比率がなんとも。天井も高いしな。高級感のあるちっこいマイクロバスってとこか。


 少し遡る。


 抱きかかえて運び込まれてその束縛から解放されたので車中を確認すると前に運転手、後部に英国メイドがいた。


 ふっふっふっ、敢えて言おうわしはメイドカフェ系のが好きだ。


「ご期待に添えず、申し訳ありません」


 声は出してないのに。心を読まれたか。


「いえ、唇の動きからです」


 なんと,正直者めっ>わしの唇


 誘拐犯はわしを托して後ろ向きの席で衣服を剥ぎ取られるわしをじっと血走った目で観ている。あいつはヘンタイに間違いない。


 メイド(?)さんはわしが着ていた背広やら下着類をたたむと今のサイズにあった下着や子供服を着せられた。


 オヤジの嗜みとしてわしはブリーフ派だ。

 しかし履かされたのは愚息を取り出す穴のない、クマのバックプリントされた女子用じゃないかっ。なぜに?


 次から次と女子幼児の格好へと着せられていくわし。最終的に若草色のワンピ。


「ねえ、どおして」


 座高も低くなっているから視線を上げて対面する女に訊う。


 読んで頂き、感謝します。


 少し長めの短編量を細かく裁断して数話で終わる予定でいます。

 ただし、ノリの産物なので皆様の反応で変化するかもです。


 メイドさんは双子設定でしたが、あまり意味がないのでやめました。


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