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第4章 20「剣の概念」

「ねぇなんか剣持てないんだけど」

 アルムスとサドルカに問いかけるがあまり良い答えは帰って来なかった。

 最近は結構軽々と持ち上げていたのだが…

 この魂オンリーの状態では肉体と同じ力がないということなのだろうか?

 でも、そこまで身体に何か異変があるようには思えない。

「あ、そっか」

 そこである一つの解答に辿り着いた。

「何がです?」

「俺が剣持てないのって魂が闇の力を取り込んで無いからかなって」

「あぁなるほど」

「となると剣を持てるようにせんとな」

 急に口を開いたサドルカはさらに言葉を続ける。

「使えない剣などただの重しに過ぎないだろう」

 まぁ確かにごもっとも

 でも今まではそれでも戦えてきたわけだ。

 黒の大剣を握り、大剣を双剣する。

「これで持てるな」

 今までの大剣というスタイルではなく、なんとか持つことのできる双剣というスタイルを取る。

「なぜそこまで剣にこだわる?」

「ん?」

 何を聞かれたのかわからず、思わずそんな雑な返しをする。

「どうしてそこまでして剣にこだわるのかと聞いているのだ」

「どうしてって言われてもな……」

 なんなら特に意味などないし、元が剣だから剣として使っているだけで…

「お前が大剣を双剣に出来るのはどうしてだ?」

「え?」

 どうして?と言われてもわからない。

 こいつは望んだ俺の思いを形にしてくれているわけで……

 そこで過去に言われたことを思い出す。

「イメージ力…」

 初めてこの炎の神剣を使ったとき、ミッダにアドバイスされたことだ。

 俺の剣から炎を出すにはそうするイメージを自分で持たないといけないという。

「お前はまだ炎の神剣というモノを理解してはいないのだな」

 意味深なことを口にするサドルカ。

「どういう…」

「それは自分で考えろ」

 考えろってもな…

 使えない剣に意味はない……か。

 俺が肉体の状態で剣が持てるようになったのはシャグルー化が解けてからだ。

 闇の力が身体を循環しているため俺の身体能力が上がったのではないかと考えている。

 そうすれば闇の力の被害に遭っていない魂が黒の大剣を持ち上げられないことにも納得できる。

 気になるのはやはり…

「剣にこだわってる…か」

 言われたことをもう一度口にするが意味はわからない。

 この炎の神剣に剣以外の使い方があるということなのか?

 でも神『剣』ていうくらいだし、剣として使うのが『普通』なんじゃないのかな?

「一つヒントをやろう」

 悩む俺を見かねてサドルカが再び口を開いた。

「俺は前魔王にも使われていたことがあるのだが、奴はその大剣を双剣にすることなど出来なかったぞ」

 それのどこら辺がヒントなのか解説が欲しい。

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