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第4章 18「光の神の闇」

 光と闇の神に守護者の狛犬…そして元一般市民、現魔王の俺。

 円のように座った俺たち三人と一匹。

 ぱっと見の印象だがサドルカが異様な雰囲気を醸し出している。というか怖い。

「いつもはどうやって過ごしてるんです?」

 重たい空気みたいなモノに耐え切れなくなり、つい自分から口を開いた。

「いつもですか?いつもは…マサキくんの戦いっぷりをみんなで応援したりしてますよ」

 俺の戦い?

「ここから俺の姿が見えるんですか?」

 するとアルムスは指をパチンと鳴らし、モニターのような何かを映し出す。

「これが今のマサキくんですよ」

 そこには牢獄に放り込まれ動かない自分の姿があった。

「げ⁉︎早く起きないと‼︎」

「起きれませんよ」

「え?」

「強体剤飲んだでしょ?多分二日はここで過ごすことになりますよ」

 二日間⁉︎

 声もなく驚くとアルムスが更に言葉を続ける。

「驚くのも無理ないけど、あなたの体力なんて国から飛んで三時間で本当なら尽きてたんですよ?」

「そんなに早くですか…」

 自分の体力の無さに呆れるが今に始まったことでもないしな……

「まぁ仕方ありませんよ。とりあえず、ここで日常を過ごすんですね」

 日常っても…どう過ごせというのか?

「なんです?ユニアさんが恋しいですか?」

「っな⁉︎」

 いきなりの言葉にドキンとし反論する。

「な、なんでユニアが出てくるんだよ!」

「あらあら、二人はそういう関係では?」

「ば、バカバカ!違うに決まってんだろ‼︎」

 そう、違う。

 俺とユニアは好き同士の両想いの関係では無い。きっと俺の一方通行…

 俺なんかに好かれてもユニアはきっと迷惑なだけだ。

「あなたは自分を過小評価し過ぎですよ」

「え?」

「今、俺がユニアのことが好きでもユニアはきっと俺のことなんてなんとも思ってないよ。とかって考えていたのでしょう?」

 なんでそんなにお見通しなのだろう。

 それにしてもモノマネに悪意を感じる。

「人に好かれるということはとても嬉しいことです。それが誰であってもね。だからあなたはユニアさんが好きでいいんですよ?」

 流石、神の言葉。言うことに対する言葉の重みが違うな。

「待って、俺のことをこんな第三者目線で見れるってことは…」

 俺とユニアがなんというか…イチャついてるというか…ぬぁぁぁぁ……

 そういうとこもみんなで観てたり……

「どうしたんですか?」

 以前ちょっとニヤニヤしながら俺の方を見ているアルムスには俺の考えなんてお見通しなのだろうか?

「んんんん……なんでもないですよ!」

 少しムキになりながら俺はそう言った。

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