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今朝の出勤風景
多分、毎回こんな感じです。ごめんなさい。
私の旦那さまはいつも事件であちらこちらを駆けずり回る新聞記者である。
出張も多いし、夜も遅い。でも、とても子煩悩で子供たちを可愛がっている。
そんな明人さんの朝。
母 「いってらっしゃい。忘れ物ない?」
父 「うん。大丈夫。」
ヒロ 「おとうさん、いってらっしゃい。」
ミチ 「いってらっしゃい。」
トモ 「ばー、っばーい。」
父 「じゃ、いってくるよ。」
ヒロ 「ハイタッチ!ハイタッチ!」
ミチ 「ミチも!」
トモ 「ばーばい。」
父 「うん、うん。じゃあ、いってきます。」
ヒロ 「おとうさん、がんばってね!」
ミチ 「ふれーふれー!」
トモ 「っば、っば!」
父 「ありがと!元気でたよ!」
ヒロ・ミチ・トモ 「いってらっしゃ~い!」
父 「いってきま~す!」
ヒロ 「げんきでね~!」
ミチ 「またきてね~!」
トモ 「ば~ばい!」
ヒロ 「またあそんでね~!」
ミチ 「まってるね~!」
父 「え……。」
……テンションの上がりまくった3人の声に遠ざかっていく父親の背中ががっくり落ちたのが見えた。