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お風呂場にて
本編、全く関係なしのサトの日記的なものです。お暇があれば。
その日のお風呂はなぜだか「おやゆび姫」の話になった。
ヒロ 「おかあさん、おやゆび姫ってなに?」
母 「ヒロは幼稚園で聞いたりしなかったか……。え~と、おやゆびぐらいに小さいお姫様でね……なんだったけな。」
ミチ 「じゃあ、ひとさしゆびひめは?」
母 「ええ?う~ん。人に指さしてしゃべる高慢ちきなレディースあがりの姫様かな?」
ヒロ 「じゃあ、こゆびは?」
母 「小指?え~っと、約束ばっかりしたがる姫かな?
ミチ 「このゆび、は?」
母 「え~?薬指?うう、あ~結婚したがってばかりいる姫?」
ヒロ 「中指は?」
母 「……。」
母 「それが一番始末の悪い姫……。」
……後は濁して子供たちの体を洗った。