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アイドルになる少女 藤本彩  作者:
第1章 アイドル部 入部編
1/1

1話 幼い頃の夢

初めまして、処女作となります。

頑張って投稿しますので、読んでいただけると幸いです。







─────苦しい・・・辛い・・・




私は生まれつきから、心臓が弱かった。




辛くて・・・辛くて・・・死にたい程だった。




だけど─────そんな私に救ってくれた。




それが、《音楽》。




音楽は私を救ってくれるかのような曲があった。




そのお陰で、私は音楽が大好きになった。




そして、病室にあったテレビに映し出されたもの─────《アイドル》。




私も、心臓病治ったら、あんな風に踊れるかな・・・?




もし─────治ったら踊りたい・・・




あの、大好きな音楽で─────踊りたい。





─────────────────────────





チュンチュン



小鳥が鳴いていた。

太陽が昇り、空は青々と染まってゆく。

窓から温かい日差しが差し込まれ、その部屋のベッドに眠る少女が、ゆっくりと起き上がる。



少女「ん・・・んん・・・」



少女は両手を上に伸ばし、伸びていた。

そして、青々とした蒼穹を見上げる。



少女「うわぁ・・・綺麗・・・!」



少女・藤本彩(ふじもとあや)は蒼穹を見上げ、微笑んでいた。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





彩「お父さん!お母さん!おはよう!」



何時ものように彩は、笑顔で自身の両親に挨拶をしていた。



母「おはよう」


父「おはよう、彩」



父・一郎(いちろう)と母・小梢(こずえ)は笑顔で彼女に挨拶を返す。

三人は何時ものように、挨拶を交わした後に彩は言う。



彩「あれ?お兄ちゃん達は?」



彩は自身の上の兄弟二人がいないことに、不思議そうにしていた。



小梢「はぁ・・・彩は起きれているのに、あの二人は・・・」


兄「やべ!寝坊した!」


兄「おいおい!早く早く!」



片方の兄・(あかり)ともう片方の兄・(あきら)

二人は双子であり、二人共よく寝坊することがおおいのである。



小梢「はぁ・・・あなた達は本当に、彩を見習いなさいよ?妹はちゃんと出来ているのに、兄であるあなた達は・・・」


燈「ごめんごめん!」



そう同時に燈と聴は笑い出す。



一郎「まぁ取り敢えず、全員揃ったところだから朝食をとるとしよう」


小梢「ええ」


三人「は〜い」



一郎の一声で四人はそれぞれの席に座る。

五人は一斉に挨拶をして、朝食をとっていった。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





彩「行ってきます!」


燈・聴「行ってきます!」



三人は自身が通う高校・グリシナ学園へと向かって行った。

彩はとある紙を持っていた。



彩(今日からアイドル部に─────入部!)



そう─────自身が幼い頃から見ていた夢を目指す為に、入部する為の書類であった。






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