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全てを無に帰したその存在は、新たなる創造主となった

一年ぐらいの期間で100ポイント突破してた!

自分の中では善戦。なので、ちょっと嬉しくなり再投稿。

今回の話は不衛生!

 アポロとの決戦──いや、ゴミ掃除を終え、千年の月日が流れた。

 その間に私は新しい世界を作り出した。

 星を創造し、その星に無限の水を流す。所謂『海』と呼ばれる水の世界。


 ここからさらに、悠久の時が過ぎる。


 海からは微細な生命が生まれ、進化し、知能を得ていった。

 知能を得たその生命はやがて、争い、協力しあい、繁殖していった。


「ふふ、どうやら私が得た本当の力というのは、()()のようだわ」


 繰り返す。

 ──そう、神とは、全知全能とは、世界を創造し、気に入らなければ世界を破壊し、新たな自分好みの世界を生み出す存在のことだ!


「そろそろ、来る頃ね」


 私のところに、()()()()人間が。

 ここからが本題だ。


 記念すべきこの一人目にどのようなチートを与えるか、だ。

 今思えばおかしな話で、最初は転生者に調子に乗られるのが腹立たしかったのが、今やそれが楽しみで仕方がない。


 浮かれた転生者(やつら)が目の前の脅威に圧倒され、恐怖し、どのような顔をしてくれるのかが。


「おっといけない」


 チートを考えなくては。

 …………よし決めた。


 <雑草抜き>をさせようか。


【新たなる1人目のシナリオ】

 田舎の夫妻の元に生まれる。

 何の力も持っていなかったが、夫妻の手伝いで雑草抜きをしている間にレベルがマックスに達する。

 何やかんやで伝説級の魔物や、最強の美人達に囲まれ、スローライフを満喫する。

 エリスにフルボッコにされる。


「ぐふふふふふ……最っっっっ高のシナリオだわ!」


 そうと決まれば──。


「ちょちょいのちょい」


 1人目の転生先(世界)を創造する。

 こんな風に、世界を作るのなんて容易い。何千何億と時間をかけなくてもね。

 なら何でこんなにも時間をかけて作りだしたのかというと、一言で言えば『充電期間』だ。

 温めていたのだ。スパイスなのだ。この期間というのは、美味しく召し上がるためのね!


「ペロリ……」


 もう、もう我慢の限界だ!

 早く! 早く懲らしめてやりたい! 奴らを!


「あぁ──……」


 悦に浸る。

 散々働いた後の飯は、極上だろうなー、と。


 ……いや待て?

 少し変化球を付けてみよう。


ーーーーー


「げ! おっさんじゃねえかよ! こういう時は普通女神だろうが!」

「ぐへへ、ようこそ天界へ!」


 ぐははははは!

 ざまぁないわね!


【転生者の目の前に現れた妙なおっさんの正体】

 変身をしたエリスである。

 見た目は肥満体型で腹が出ている。独特な香りを漂わせ、メガネである。

 エリスのこの変身能力は究極で完全。つまり今のエリスは完全に男。男としての生殖器官をデカめに設定して、目の前の男の子にここぞとばかりに──


「ほおれ! ほおおおおれええええ!」


 見せつける。


「や、やめろおおおおお!! ……う、うぐ、うわああん」


 トラックに引かれ、気がついたらこの世界へと辿り着いていたこの少年。

 少年は一瞬にして気持ちが舞い上がっていた。

 『やったあ! チートもらえる! 可愛い女神様に会えるんだ!』と。


「ほらぁ! ほらぁ! きーのこきーのこおおお」

「や、やめろよぉ……、は、早くしまえよぉぉ、このぉ……」


 最高だ。こんな純真無垢な子が来てくれるなんて、大当たりじゃない。やりがいがある。へへ。


「そうだった。チートが欲しいんだよなぁ!」


 ブゥ!ブゥ!ブブブブリブリチチチ──。


「うぅ! 臭い! 臭いよおおお!」

「ほれほれ、この屁を匂えばチートが宿るぞーい」

「うぅ、あ、ありがとう…ございましゅう…」


 ブウウウ!

 最後にもう一回屁をこいて、泣き喚くこのクソ雑魚を取り敢えず転生させた。





 

 


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