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正月 ねこ フランス

作者: よしわらゆうみ

キーワード3つで小説を書こうとしたお遊び小説です

一時間弱で作ったので稚拙な文あーんど誤字脱字がかなりあると思いますがご自愛のほど

1月1日、元日である。

こどもからしてみれば楽しい一日かも知れないが大人に取っては懐が寂しくなる楽しくもあるが悲しい一日である。

私はまだこどもなので大人たちからお金を奪い取り、猫を買う資金にするためお年玉に命をかけているのだった

そもそも貯金をしろというのは別の話というのは言っておこう


まずはおじいちゃんとおばあちゃんである。ここは難なく増額をクリアすることができる。

去年は5000円の増額を手にすることができ。今年は高校受験を突破したのでなんと1万円の増額を手にすることができた。

そして様々な親戚共に増額のお願いをしてついに10万も見えてくる頃だった。

「ちゃっすちゃっす」

久々に顔を出したひろゆきお兄さんである。

こいつはフランスでなんか謎の仕事をしており金は持っている。ただし非常にけちくさいのだ。

金持ちは金があるから金持ちなのではなく、金を使わないから金持ちなのだと言わんばかりのケチ糞野郎で。昔からお年玉は現物支給であることが多かった。フランスのチョコをもらっても猫に食べさせたら死んでしまうし、今年こそは現ナマを1諭吉を奪い取らねばならないのだ


「ひろゆきおじさん、お久しぶりですね」

とりあえず気に食わない野郎でも挨拶だけはしてやろう

「え、久しぶりっすか?それってあなたの感想ですよね」

巫山戯たことばかりを言うこの屁理屈大人がひろゆきおじさんである


「あ、これお年玉っす、受験合格おめでとうございます」

「あ、ビールもらっていっすか?あざっす」

 うざい髭面でビールを飲んでるのを後目に私はこっそりとのし袋を開けてみた

なんということだろう、そこには存在するはずのない、福沢諭吉先生が存在したのだ

「え、ひろゆきおじさんこれって」

私はこのおじさんはなんだかんだでいい人だと一瞬錯覚してしまった

「えっとぉ、今まで別にいらない現物支給のお年玉で常にハードルを下げておいて~いざという時に平均的なお年玉の渡し方をすると姪っ子にめちゃくちゃ感謝されるんですよね」

目をパチパチさせながら私に語りかける

「そしてぇこれ以上の交渉はする必要ないとなって結果安いお年玉でぇ正月を乗り切ることができるんですよねぇ、あとの子たちは、はいフランスのお菓子です」


「ねぇ、あんたお年玉の増額交渉して立ってホントなの?ちょっと後でお話があります」

その後、私は増額分のお年玉を返した上に結局猫を買うことは許されることはなかった


やっぱひろゆきってクソだわ。


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