プロローグ
皆様、おはこんばんにちは。
誤字脱字は大目に見てください。読みにくいかもしれませんが、それでも楽しんでいただけると嬉しいです。
昔からよくラノベを読んでいた私、姫坂 千晶はいつも自分が異世界に行けることを夢見てた。
いつか自分が主人公になって、異世界で自由に旅をして、S級冒険者になったり、獣人になってたりしているとこを想像しては、叶わない夢だよなーと諦めていた。
そんな妄想をいつもしている私は当然ヲタクで、周りの人もヲタクだった。
高校2年生のときに、こんな私に話のよく合う彼氏ができた。雪村 清音という同級生だ。
彼氏ができてからは、これでも飽きないのかってくらい、二人で異世界に行ったときの妄想を語り合った。
「私ね、異世界に行ったらドラゴンになりたい!だって最強じゃん!魔法使い放題マジさいこー!!それに人化とかして、美人になりてぇー。ねぇねぇ、清音は?」
「いいなそれ、俺はスライムかなー、敵を倒したあと、飲み込んでその能力をコビーする、これこそ最強だろ。そして、飲み込んだ敵に変身できる!これで街の中に潜り込んで好き放題できるくね?」
「いいねー、でも初期は弱いだろーから、私が守ってあげるね!二人が揃えば最強だよね。えへへ〜」
「おっ、守ってくれんのか?んじゃ初期は千晶のヒモになろうかね?養ってくれー頼んだっ!」
「えー、働けよー」
と、いつも二人でふざけながらこんな会話をしていた。
そんなある日、私はファイルの中に見知らぬ手紙が入ってるのを見つけた。
清音のいたずらかと思って、迷わず中の手紙を取り出した。
そこにはこう書かれてあった
―――あなたたちは異世界に行ったらどんな種族になりたい?
人族? エルフ族? 魔人族? 獣人族? それともほかの種族?
その願い、僕が叶えてあげる!君たちを異世界に招待しよう!―――
「なんだよー、びっくりしたぁー。清音しかいないよなぁー、こんなことしたの。」
清音からの手紙と思った私はその手紙の返事を急いで書いた。
「異世界に行けるのならば、私はドラゴンになり、清音はスライムになりたいと思っております。そして、それぞれ万物創造と、切り取り&複写のユニークスキルを授かりたく存じます。」
と。
その次の瞬間、目の前が真っ白になり、私の意識が飛んだ。
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それではまた、次話で会えますように。