新型コロナワクチン接種2回目における副反応とあとがたり
8月23日に2回目の新型コロナウィルスの予防接種を行いました。1回目に引き続きモデルナ製です。
一度罹患した者なので、2回目のワクチンの副反応は1回目よりは軽いかなと思っていましたが、蓋を開ければ1回目より強力でした。罹患者の副反応はそうでない人よりも強力との統計が出ていることを知ったのはあとのお話。
前回より早い腕の痛み。接種後に予後観察(15分)をしますが、その段階からだんだんと痛みを感じ、30分後には腕を上げにくいくらいには痛みがありました。また、接種後2時間後には37度半ばの微熱。
そして、接種6時間後、腕は完全に上がらなくなり、微熱を維持していましたがインフルエンザのような寒気が襲ってきました。その後、時間が経つにつれて寒気が強くなっていきます。
接種14時間後ごろから熱が上がり38度後半に、その2時間後には39.6度まで上昇しました。おそらくここが今回の副反応のピークだと思われます。39度台はそこから半日続き、摂取後26時間後になって寒気が軽減され、それに伴い38度前半まで熱が下がりました。それでも38度を越えていましたが、きつさは無くなり(感覚が麻痺?)、気持ちはだいぶ楽になっていました。腕の痛みは言わずもがな。
接種29時間後には寒気がなくなり、接種41時間後までに徐々に熱が下がり始めてようやく平熱となりました。ここで腕の痛みだけが残り、接種48時間後ごろには平熱、寒気なし、腕の痛みからの開放となりました。
ですが、今回のワクチン接種の副反応との戦いの時にある事件が起きます。そう、モデルナ製ワクチンへの異物混入です。幸いにも、異常が見られたロットではありませんでしたが、知り合いは該当ロットで接種しており、以後経過観察中です。海外の情報は一切報道されていないようにも思えますが、騒いでいるのは日本だけなのでしょうか。もともと日本人は異物混入に対して強い拒否反応がありますが、薬関連はさすがに敏感に反応してしまうでしょう。食べ物であれば自分で判断できますが、薬となれば気付きませんからね。
追加ですが、摂取1週間が経過した頃に経験したことのない胸筋の痛みがありました。筋肉痛のような痛みでしたが、これが丸2日続いたのでびっくりポンです。筋肉痛が起こるようなことは一切していないため、これも時間差で発生した副反応なのかな、と考えている今日このごろ。
ワクチンは未だ十分量供給されていませんが、これが済んだあとは治療薬の実用化が待たれます。現状の抗体カクテル療法はようやく外来利用できようになったそうですが、どの医療施設でも使える状態ではありません。インフルエンザのリレンザやタミフルなどのように吸入や経口摂取できる状態になることが望まれます。その段階に行くまではまだ長い時間がかかるかと思われますが、この段階まで来てようやく新型コロナは『ただの風邪』になります。
みんなが好きにライブやフェスに行ける日まで、できることや抑えることのバランスを取りながらの生活が続きますが、正しく恐れ、悔いのないようにしましょう。