設定・用語解説
世界観
・慧太郎が居た世界
工業技術が発展した世界。
多種多様な人種、宗教がある。
魔素や霊素はあるものの、知覚できる者は殆ど居ないため、魔力及び霊力を使った技術も一般的に知られてはいない。
・ガイアが管理している世界
いわゆるファンタジー世界。
女神ガイアによって管理されていたが、原因不明の何かによって滅びへと向かっているらしい。
魔力を使った「魔術」、霊力を使った「霊術」という技術が発展しており、生活の一部となっている。
・森
慧太郎が転生して初めて目を覚ました広大な森。
正式名称はリアードの森
食料が豊富だが同時にモンスターの数も比較的多く、奥に進めば進むほどその強さは上がっていく。
慧太郎が進んだ方向と逆方向には綺麗な花畑がある。
・塔
森のなかにひっそりと佇む塔。
遥か昔、この塔では何者かが研究をしていたらしい。
最上階には謎の箱と、それを守護する黒クマ(ネロ)が居た。
実は「インビジブル」という不可視の魔術が掛けられていたため、つい最近まで認識されてはいなかった。
用語
・霊力
生命体の魂に宿る「霊素」を圧縮することで使える力の一つ。
扱うには生命力を消費する。
主に身体操作に使うことが多く、身体強化や治癒力向上といった使い方をする。
これらを総称して「霊術」と呼んでいる。
この力の扱いに長けた種族が「霊族」であり、獣人の者が多い。
・魔力
大気中に満ちている「魔素」を圧縮することで使える力の一つ。
扱うには精神力を消費する。
主に事象へ干渉することで様々な変化を起こすことが出来、何もないところから火の玉を出して攻撃するといったことも可能。
これらを総称して「魔術」と呼んでいる。
この力の扱いに長けた種族が「魔族」であり、天使や悪魔、エルフ等がこれに当たる。
・神力
霊力と魔力を平均的に使える種族が「人族」だが、その上位種としてハイヒューマンと呼ばれる者達が居る。彼らは霊力と魔力の扱いに対してを霊族及び魔族を凌駕しており、普通は決して交わらない二つの力を合成した力が「神力」である。
ハイヒューマンはその力で神に近しい存在となり世界を治めていたとも言われているが、とある時期からハイヒューマンは歴史から消え、現在は絶滅したと言われている。
神力はおとぎ話や伝説として語られてはいるが、「爆発的な戦闘力の強化」としか記述がなく本当の効果はわかっていない。
・モンスター
自然界はもちろん、ダンジョンなどに現れる生物の総称。
動物が自然界の魔素を吸収して変化した物と、ダンジョンが作り出した物の二つのパターンがある。
前者は倒すと姿形はそのまま残り、後者は体の一部(そのモンスターの象徴的部分であることが多い)を残して消滅する。
次回から本編に戻ります