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おかしなダンジョン探検記  作者: 戦闘力3
2/4

初めてのダンジョン、2階層


階段を途中まで降りると、後の階段が浸水していた。


「次は水エリアか…せっかくだし、ステータス確認するか。」


=====================================

 名前:杉田祐樹       性別:男


 Level:15


 固有スキル:韋駄天


   スキル:ステータス鑑定Lvmax、収納Lv2、鍛治Lv1、まりもLvmax、

       コンビニ、Lv1


 魔術:魔術の教典、神聖魔術


 

称号:“最速”、“魔術師”、“鍛治師”

=====================================


「もうレベル15か。そう言えば体が軽くなってんな。というか武器どうしよう。こういう時こそ鍛治の出番だよな。」


収納からエメラルドの金属を取り出す。そして、その金属に鍛治を使う。すると、


 <ミスリルを素材に何を作りますか>


(槍だな。あの槍と同じ形で、持ち手にグリップをつけて。)


 <作成完了しました。>


 ______カラン


「おお、すぐ出来たな。結構いい感じだし。ってかあの金属ミスリルだったのか。」


ミスリルの槍を手に取り、軽く振ってみる。すると、最初とは違い、滑らかに降ることができた。


「おっ、めっちゃ簡単に振れるじゃん。レベルアップのおかげかな。」


 _____グ~~


自分の腹から空腹を伝える音が出る。


「腹減ったなぁ。あのスキル使うか、コンビニ!」


=====================================

 商品:綾鷹 150円

    レタスサンドイッチ 300円

    鮭おにぎり 100円

=====================================


「金払うのか、そりゃコンビニだしな。ええっと金はいくら持ってたっけ。」


そういい、収納から財布を取り出し、中身を確認する。


「うんと…三万円か。じゃあ全部2つずつ買うか」


そういうと、一万円札が1枚消え、ポリ袋に入った商品が出てきた後に、お釣りの8900円が帰ってくる。


「さっそく食うか。」


そういい、サンドイッチと綾鷹を飲食し、後の物を収納する。


「よし、準備万端、行くか。」


そして、水の中に入っていく。



階段の先には、サンゴや、海藻の生えた熱帯の海のようなものがあった。


(こんなもん地下に作れんのかよ。)


いったい誰がこんなことをしたのか、などと考えながら、泳いで進んでいく。


そうして進んでいくと、


(それにしてもきれいな海だな、ん?今あの海藻動かなかったか?気のせいかな)


そこで、少し後ろを見てみると、10m程の巨大な海蛇が、こっちを追ってきていた。


 ___キシャァーーーーーーーッ


(ちょ、やばいやばいやばいって、次はシーサーペントかよ!逃げろ逃げろ!!)


しかし、流石に素潜りなど1回もしたことのないような素人が、いくら早くなったとしても、逃げ切ることができるはずがない。


(やばい、どんどん近づいてきてる。なんか手はないか。なんでもいいのに…あっ、あった!1つだけあったぞ!あのスキルでやってやる!)


そこで俺は、泳ぐのをやめ、後ろに振り返り、手を突き出す。そして、


(まりもッ!)


掌から緑の球体が飛び出し、シーサーペントの口に飛び込む。すると、とてつもない速度で腹が膨れ上がり、ボン!と、爆発した。


(ふう、成功してよかった。ていうかめっちゃグロイな。まりもの破壊力半端ねえ。)


 この戦いに使用したスキル、まりも、その効果は、水を吸って急速に膨張する。

それを利用して、まりもを口から胃に突入させる。胃に残っている水分を吸わせる。

その結果が、これだ。


(ドロップの確認は後ででいいや。とりあえず今は攻略だ。)


そのまま先に進んだが、敵が出てくることはなく、ボス部屋には直ぐについた。


(やっぱりあいつ1匹だけなんだな。まあ、あいつ何体も出てきたら地獄だしな。)


 特に抵抗もなく石の扉は開き、その先にいたのは、巨大な群青色の龍だった。


(こいつは、シードラゴンってやつか?)


シードラゴンは、口に何かをためるような仕草をする。


(なんかヤバそうだな。)


と、瞬歩を右方向に使用すると、直前までいたところに、水流の嵐が吹き荒れる。


(水流ブレスってところか。)


そして、またブレスの動作をする。しかし、それに対してまりもを5個出し、盾にする。

まりもがブレスを守っている間に、泳いで射線から移動する。そして、

まりもを槍の先端にさし、瞬歩で体に槍を突き刺す。そしてまりもが膨張し、シードラゴンの体が爆発する。


(ふう、勝ったぞ。でも、生き物を殺す感覚ってのはあんまりいいもんでもないな。取り敢えずドロップ拾おう。)


シードラゴンのドロップアイテムを収納し、水のない階段のところへ行く。


「ぷは~、俺の肺活量上がったかな?っていうか全然服濡れてないな何でだろ。まあ、ドロップ確認するか。」


シーサーペントのドロップアイテムは、水中呼吸のスキルスクロールと、ソフトボールほどの魔石。

 

シードラゴンのアイテムは、50cm程の青い鱗と、ゴールドスキルスクロールのみだった。


「水中呼吸は先に使っておけばよかったな。まあいいか。スキルスクロールは両方使うか。」


 <スキルを入手しました。>


 <入手スキル:水中呼吸>


 <スキルを入手しました>


 <入手スキル:怪力>


=====================================

 名前:杉田祐樹      性別:男


 Level:23


 固有スキル:韋駄天


   スキル:ステータス鑑定Lvmax,収納Lv3、まりもLvmax、鍛治Lv2、

       水中呼吸Lvmax、怪力Lv1、コンビニLv2


魔術:魔術の教典、神聖魔術


 称号:“最速”、“魔術師”、“鍛治師”、“魚人”

=====================================


「怪力はマジで嬉しいな。レベルもサクサク上がるし、かなり順調に進んでるな。よし、飯食うか。コンビニ。」


=====================================

 商品:綾鷹 150円

    麦茶 120円

    レタスサンドイッチ 300円

    ホットドッグ 200円

    鮭おにぎり 100円

    梅おにぎり 120円

=====================================


1000円札が1枚消え、商品が入っている袋が現れた後、お釣りの540円が帰ってくる。


「あつあつホットドッグうめー。」


飯を終わらせると、階段を進む。


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