地球に帰還
私は一旦地球に帰宅した。何故か姉も着いてきた。
「何でお前も着いてくんねん!!」
ウキャーと発狂する私に
「私だって逃げたかったやもん。」
姉の言葉に私はガクっと肩を落とす。
「しゃーない。私はお蛇様をに挨拶してから千葉工場見学してからランドホテルに泊まりランドとシーで豪遊する予定やけど来るか?」
私はしゃーなしに姉を誘ってみる。姉はパーっとキラキラした目で
「ありがとーな。私も一緒に行くわ。あ、お蛇様の挨拶はあんただけで良えで!」
何故か私よりワクワクしている。
「へいへい。高級食材の白雪苺と幻のドンペリを持参するわ。ちょっと挨拶してくるから待っといて。」
私は白雪苺とドンペリを持参してお蛇様の祠にお供えし、一時帰還の報告とお参りを済ませたのであった。
私が一生懸命お参りしている際にお蛇様が色々と言っていたらしいが私には何にも伝わらなかったのである。サイエスに戻る際に姉がお蛇様に呼び出され、姉の給与が半年分吹っ飛ぶことになる悲劇が起こるのはちょっと先の話である。
私と姉は千葉工場へ視察へ向かった。順調に工場が回っており、不満や改善案などの意見も回収し、ランドのホテルへ直行したのだった。
「ウッホイ♡久々のランドや~ミックマウス可愛え♡」
ランド専用のホテルに荷物を置いて私達はランドを満喫している。
「ほんまやわぁ♡留美生ゴチになるで♡♡~♡」
私は姉の言葉に目をクワっとかっぴらいた!!
「何で私がアンタの分も奢らなあかんねん!冗談はその顔と性格だけにせぇーやっ」
ペッと吐き捨てると
「酷い!!私お金ないもん。お蛇様に集られて、アベル君に金使われてお金ないねんで!もっとお姉ちゃんを労わってーやっ!!」
キャンキャンと煩く泣く姉。それを見てもこれっぽっちも憐れに思わなかったわ。
「そんなん知らへん。私には関係ないもん。」
そう言い返したら
「レアドロップ素材」
姉がボソっと呟いた。続けて
「使い放題」
私を誘惑してくる。それでも条件や何や裏があるんやろうと心を鬼にして無視していると
「無条件やで?」
トドメを刺してきた。
「喜んで財布になったるわ♡絶対に約束守れよ!!」
私は満面の笑みで掌を返したった。
私と姉でランドを満喫しまくり買い物をしまくった。勿論買うのはサンプル1つずつだけどな!この時、姉が私に無制限の使い放題を提案した意味が分かった。コピーさせるつもりだったんだろう。死ねぇえ!!と心の中で毒吐くのである。
ホテルではミックマウスのアメニティグッズをマジックボックスに突っ込んでおく。代わりに私が作ったCrema特製アメニティグッズの試作を取り出した。私達はホテルのレストランで食事をする事にした。
「何やインスタ女の気分になるわー写真撮りたくなるな♡」
私は可愛いキャラ食にテンションが爆上げされるが姉は
「写真?別に~これめっちゃ美味いやん♡」
ブスっと迷うことなくキャラの顔を食べてご満悦であった。何だかショッペー気持ちになった。食事と酒が進み私達は酔いどれになって部屋に帰宅。シャワーを浴びた後、お揃いのミックマウスのパジャマを着て就寝したのだった。
翌日、私達はシーに繰り出し買い物やスーベニアを集める旅に出ていた。乗り物には興味がないので、パレードまで時間を潰し、買い物を続けては買い食いをするのであった。マスコットになっているキヨちゃんが姉に食べ物を強請ったりしているが見知らぬ振りをした。縮んだのに燃費が悪くなったんか、いつもの5倍以上の食事をしている。
その後、無事にパレードを見終わり私達は自宅に帰宅するのであった。サイエスに戻ろうとした際、姉は青ざめた顔で慌ててお蛇様の所に駆けて行った。戻って来た時にはどこか憔悴しているようでもあったが、突っ込みを入れれば、こっちにとばっちりが来そうなので無視しておいた。




