大精霊と私
姉がハルモニア王国にアベルとリオンを連れて戻った。
私は精霊信仰になるステンドグラスを取り入れたドーム型のレンガの建物を建築している。信仰場には、姉に頼んで買ったオリーブと薔薇の木を植えた。傍にお守りを売る場所も設置してある。
お守りは沢山作った木像の失敗作をコルク型にし、アンディーンとグノームをデフォルメされた根付を作った。
グノームは黄色の魔石、アンディーンは青の魔石をチャームとして付けている。付与としてはグノームは五穀豊穣、アンディーンは雨ごいである。
聖女、司祭の素質がある者を集め、精霊信仰の従事者になるように仕込んだ。
レベルが150達するまで肉調達部隊に突っ込んだ。
ハイペースでレベルが上がるので、私は精霊信仰の対象であるアンディーンとグノームにサクラを介して相談をする。
<サクラ、アンディーン様とグノー様に通訳して貰っても良えか?>
<はい、ですの~>
ニュルと触手をフリフリするサクラのつるつるボディを撫でて
<アンディーン様、グノーム様に精霊信仰に従事する人間を揃えています。その従事者に加護を与える事は可能でしょうか?って伝えてくれるか?>
サクラは触手をユラユラ揺らして私の言葉を精霊達に伝えたようだ。サクラはふんふんと聞きながら私に報告してきた。
<今は与えられない。しかし、この一件が解決すれば一考の余地はある。ですの~>
<そっか~まぁ、加護は高望みやったねー。お二人にお酒飲めるか聞いてくれるか?>
<飲めるそうですの~>
<そっか、姉ちゃんが不在やから今日は美味しいお酒を飲もうと思ってな♡飲めるなら一緒に飲もうや!>
私はふんふんと鼻歌を歌いながら鞄に入れてた北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールドを撫でた。
集まってきている精霊達にも酒を振舞いたいが、高級なお酒は無理なので、ジャガイモで作ったアクアビットを振舞う事にした。
ご飯前になると女性陣と子供達が料理場に集まってくる。
「今日はおでんとご飯と野菜の味噌汁だよ!特別にアクアビットのお酒も一人、一合飲めるようにするからね。子供はブドウジュース!」
皆で野菜や米を洗い出す。
調理が開始され私は調理監督だけをする。
味の調節は各々の女性達に任せている。
最後に味を確認するが、大味だった。まぁ、味付けに関しては追々調整していけば良いだろうと思う。
私は戻って仲間のご飯を作り出した。
メニューはズッキーニとジャガイモの醤油ドレマリネと豚バラ肉の野菜巻き、大和芋レーズン蒸しパンと野菜スープにアクアビットを用意した。
私と精霊達は北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールドを用意し、味を堪能するのであった。
「う~生き返るぅ♡」
ご飯と酒を堪能する私に
「留美生様、ゲームしたい。」
イザベラの言葉に
「ゲームってあんたなぁ…」
私は溜息を吐くもピコンと閃いた。
「じゃあ、ご飯の後にゲームを渡したるわ。」
そう、私のお宝である戦略ゲームである。もしかしたら軍師になれるかもしれないじゃないか!!
だって三人娘も私まで追い付いてくれないから、姉から正軍師なって言われているのだ。形振り構っていられない!
私は食事をさっさと済ませてイザベラにゲームをやらせた。コツがあるのか割と手慣れた感じでゲームを進めているのに、私はガッツポーズをするのだった。
しかし、姉が戻ってきた時に北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールドを飲んだことがバレたり、イザベラが全く戦略が頓珍漢で脳筋作戦しか使ってなかったという残念過ぎる事が発覚して泣くのであった。




