表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/99

「誰かのために傷付くことが出来る強い人」

 とても懐かしい夢を見ていた。

 ある男の子がイジメられる夢だ。

 その男の子は何も悪くはない。

 悪いのは全部私。

 彼は私を守ろうとしてくれた。

 私は彼を守らなかった。

 ただそれだけの話。


 ある時、彼に聞いてみた。


「ねぇ……なんで私なんかのために……」


「君のためというか……僕のため?」


「何それ……」


「心配してくれてありがとう。でも、僕は大丈夫だよ。何をされても、何を言われても平気だから」


 彼は笑いながら言った。

 辛いのはずなのに……。

 苦しいはずなのに……。

 彼は無理をして笑ってた。

 私を傷つけないために。


 あぁ、胸が痛い。


 私はこの痛みが罪悪感だけのものではない事を知っていた。


『誰かのために傷付くことが出来る強い人』


 私はそんな彼に恋をしていたのだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ