序章「人類舐めんなよファンタジーども!」
祝日なんで序章です。
帰蝶です。転生したと思ったらなぎなた持ってクソでかい鬼とタイマンする羽目になってます。
誰か助けて。
ああああ護衛の皆もふっとばされちゃったし後ろのマロと禿げ爺が逃げてくれないと私も逃げられないよう!
早く逃げて!私も逃げたいから!
帰蝶殿引け!じゃないんだよあんたが総大将なんだからあんたが先に逃げろよ!!
兵たちがクソでか鬼に立ち向かっては手に持った大槍、あれって方天戟とかそう言う奴じゃない?三国〇双で見たことあるよ!
いや武器の種類はどうでもいい!
とにかく無双ゲーみたいに人が吹っ飛んでいく。
わあ人間ってあんなふうに空飛ぶんだぁ♡
……違う!とっとと逃げるんだよ!
でも吹っ飛ばされたり胴がちぎれて飛んでいく兵たちをみて、むくむくと怒りが湧いてくる。
ふざけてる。
なんなんだこの世界。
みんな、みんな生きてるんだぞ。
お前みたいなファンタジー世界からポッと出のバケモンが殺していい人たちじゃないんだぞ。
それを。それを!!
気付いたら私は大声で叫んでた。
「おいコラバケモン!!てめぇらが現れたからって人類滅ぼせると思ってんのか!?
人類舐めんなよコノヤロー!かかってこいやー!!」
怒りのままになぎなたを振り回しながら叫ぶ。
後ろのマロがうるせえ。いいからテメーは早く逃げるんだよ!
そして私は目に見えない速さで迫った方天戟っぽい武器をなぎなたでかろうじて受け止めて、そのまま吹っ飛ばされた。
ああ、美濃にいたころは幸せだったなあ。
シコシコ内政チートのネタ帳作るだけで暮らせたのに。
こんな意味わかんないことになったせいでこのざまだよ。
やけに長く感じる滞空時間に、なんか思ったより余裕あるな、とか思いながらも私はこれまでの輝かしい軌跡を思い出すのである。
キャッチーな第1話ってこういう事ですかね?わかりません!
ご意見ご感想もろもろよろしくお願いします。




