こんてにゅう~世界がゲームになった日、既にセーブデータを持っていた俺は...~#3エデン第2位[Horus]
はじめまして、あまよです。
読んでくれる人にはお願いがあります。
それは、「なんだこれ数学の教科書読んでた方が100倍面白いじゃん」
と、思わないでください。
理由は、数学の教科書に失礼だからです。
このリアクロの世界にはたくさんのモンスターたちが存在する。そんなモンスターたちを倒すと、素材が落ちることがある。素材にはランクというものがあり、具体的には「初、中、上、達、極、絶、世。」そしてもうひとつ上のランクが存在する。それは終。ランク達より先は入手が極めて困難なため、戦闘力等のステータス、武器スキル(必殺技のようなもの)のみならずオーラが見えるようになる。そのため、達より先のランクの武器を手にしたものには安泰が約束される。ちなみに達は約200000人ほど、極は約1000人、絶は50人、世は20人、そして先ほどあげた終は最高ランクだが、持ち主が何人いるのかははっきりとはわかっていない。なぜなら終の持ち主は固有特殊武器スキルの「インビジブル」が常に発動するためオーラが見えず、簡単に言えば上以下にも見えるという一種の呪いのようなものがあり、もし他の人に終を持っていると口外すれば、その武器は消滅し、何もなかったことになる。そしてゆうやはその武器の持ち主なのである。
「さて、ひと暴れして撤収といきますか。」
『炎の神、不死の鳥、世の物質をも灰に帰す、不死鳥ホルスよ、我が身に力を』
『光炎の剣、ー暁ー』
野次馬「ヒソヒソ...あー、オーラの量すごいね...相当怒ってるんだろうなぁ。」
「さて、もうすぐ俺の奴隷になる無知なおまえにひとついいことを教えてやろう。武器を使うには詠唱が必要でねぇ...頭に浮かぶことを言うだけっていう簡単なことなんだよぉ~」
俺もなめられたものだな。んじゃちょっと試してみますか。
...!!本当に頭に浮かんだけど、使える武器ってのは操作できるのか?えーっと...あ、できた。
「はやくしろよぉー、どうせすぐ終わるからさぁ...待たせないでくれる??」
ああ。お望み通りすぐ終わらせてやるよ。
...絶対の理、絶対の契り
契約の天秤
「...お前その皿で戦うって言ってたのかよ...なんか申し訳なくなってきたかも...」
おい早くして欲しいんだろ。さっさと来なよ。
「...やっぱり生意気なガキはやりがいがあるなぁー!!!」
「武器スキル 完全燃焼!!!」
ドゴォォォン!!!
「はぁスッキリしたー。今日は気分がいいから見逃してやるよ。まあ瀕死だろうし放っておいたらドクターの助けでも来るだろ。...お前ら帰るぞ。」
「...?どうした、早くしろ」
『ホルス...様...』
バタバタッ
「!?」
今日は天気がいいし温度が高いのにこんなに鎧で武装してたら暑いだろ?
「貴様...こいつらに何をした...」
俺は手を下していない、そいつらをキルしたのは”お前”だ。
次回 4話 契約の内容
はじめまして、あまよです。
申し訳なくもないがホルスの圧倒的雑魚感とそのくせに第二位って言う時点でエデンの情勢が終わっていることがわかりますね。あっ、ちなみに好きな食べ物はバゲットです。(圧倒的唐突)