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ヘプタワイズ

作者:T・ブルー
「私のことなんて何もわかってないくせに!」
 六年前、些細なことからレイは親友とすれ違った。それは単なる嫌な思い出で済むことなく、レイにとって努力すること対する姿勢そのものを変えてしまった。
 卒業を来年の春に控えた魔術学院の生徒であるレイは、未だ魔法が使えない。これまでも魔法を使うことから避けてばかり。どこか遠くを見据えて、いつか魔法が使えるようになったらいいのに、そう願い続けるばかりの毎日だった。
 しかし、諦めきれない願いを前にして、レイは初めて前を向く。あの時軽んじた努力に辛さを噛み締めながらも、あの時のように自分の弱い意志で何かを諦めることはしたくなかったから。
「だって……私はわがままだから。」
 レイは魔法を紡ぐ。これまでの自分ができなかった分、そうして努力をしてきたのだから。あの時の後悔は、決して無駄ではなかった。
「私はあなたがよく知ってる私で、そしてあなたもよく知らない私。だから、ちょっとは覚悟しててよね」
 こうして紡がれるレイの魔法は果てしなく幻想的で、そして、わがままな願いに満ちていた。
第一章 『身勝手な願い』
プロローグ 願いを目前に
2022/01/07 18:00
1-3 教壇より
2022/01/07 18:00
1-4 茜色 ―1
2022/01/07 18:00
1-5 茜色 ―2
2022/01/07 18:00
1-6 御する術もない ―1
2022/01/08 18:00
1-7 御する術もない ―2
2022/01/08 18:00
1-8 暗がりの隙間より
2022/01/08 18:00
1-9 箱詰めの魔法 ―1
2022/01/08 18:00
1-10 箱詰めの魔法 ―2
2022/01/08 18:00
1-11 長蛇と誹り ―1
2022/01/09 18:00
1-12 長蛇と誹り ―2
2022/01/09 18:00
1-13 長蛇と誹り ―3
2022/01/09 18:00
1-14 茜の下で
2022/01/09 18:00
1-15 断たれる願い ―1
2022/01/09 18:00
1-16 断たれる願い ―2
2022/01/09 18:00
1-17 心底へ落つ
2022/01/10 18:00
1-18 路を曲がる ―1
2022/01/10 18:00
1-19 路を曲がる ―2
2022/01/10 18:00
1-20 向けられる ―1
2022/01/10 18:00
1-21 向けられる ―2
2022/01/10 18:00
1-22 夜に吐き出す ―1
2022/01/11 18:00
1-23 夜に吐き出す ―2
2022/01/11 18:00
1-24 夜に吐き出す ―3
2022/01/11 18:00
1-25 夜に吐き出す―4
2022/01/12 18:00
1-26 箱に閉じる ―1
2022/01/12 18:00
1-27 箱に閉じる ―2
2022/01/12 18:00
1-28 箱に閉じる ―3
2022/01/12 18:00
1-29 記憶と禍根 ―1
2022/01/13 18:00
1-30 記憶と禍根 ―2
2022/01/13 18:00
1-31 路を据える
2022/01/13 18:00
1-32 月明かりに告ぐ
2022/01/14 18:00
1-35 湧きだす嫌悪
2022/01/14 18:00
1-36 衝突と到達 ―1
2022/01/15 18:00
1-43 涙の味 ―1
2022/01/16 18:00
1-44 涙の味 ―2
2022/01/16 18:00
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