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誘われしダンジョンマスター  作者: 北のシロクマ
第3章:アレクシス王国の暗部
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セーラとヨゼ

 メッザーを解放した後、私達はヨゼモナールとその護衛2人を連れてダンジョンに戻った。

 何故? ……と思うかもしれないけど、ぶっちゃけセーラさんの無事な姿を見せればスムーズにいくかなと思ったのよ。

口でアレコレ言っただけじゃ信用されないだろうし、何より時間が勿体無い。

私達はこれからヨム族の族長に会いに行かなきゃならないからね。

 そんな訳で5階層の街に転移して、セーラさんの居そうな図書館に来たんだけれど……。


「セーラ!」


「あら? ヨゼ兄様ではありませんか。どうやってここへ?」


 どうやってって……そりゃ私か眷族達の誰かが連れて来る以外の方法は無いんだけども。


「そこにいるアイリさんに連れて来られたんだよ。しかし、セーラが行方不明だと小耳に挟んだんだが、まさかこんな所に居るとはね……」


 そう言いつつヨゼモナールは私を見るけど、私はセーラさんを保護しただけだからね。

 因みにヨゼモナール達にも私の素性を明かしてるわ。

既にセーラさんにも明かしてるから今更だし。

それにダンジョンマスターだとカミングアウトした時は、逆に頷かれてしまった。

ダンジョンマスターならあの不可思議な魔法を使うのも頷けるって言われて……。

 なんだか最近の私って、ダンジョンマスターって肩書で珍獣(ちんじゅう)の扱いをされてるような……。


「言っとくけど、セーラさんを殺そうとしてたのは、アンタの派閥の貴族なんだからね?」


「そうですよヨゼ兄様。アイリさん達が居なければ、私は死んでましたよ!」


「う……そ、それは、すまない……」




 その後、なんだかんだ言いつつ互いに無事を喜んでるので暫くそのままにしとこうと思い、私達は護衛の2人を連れてスポーツジムに移動する。

多分そこにケティが居ると思うから、ケティの方からこの街に関しての事を話してもらおう。


「む? アイリ殿、いつ戻……あ……」


 言いかけてケティが固まってる。

私の顔に何かついてる?

 と思ったら、後ろにいたハンナがケティに絡んでいった。


「おやおやぁ? 誰かと思ったら高学歴のケティさんじゃないですかぁ」


「い、いや、その……」


 ケティはハンナから視線を外してオロオロしてる。

そんなケティをハンナは獲物を見つけたような顔つきで肩を抱き出した。


「ねぇねぇ、あの時の事覚えてる? 例え腕が良くても頭が良くないと、専属護衛には成れないって言ってなかったっけ~? でもどうしてあたしは成れたのか不思議じゃない? 不思議よねぇ~?」


「そ、それはその……うん、おめでとう」


「ふーーん……それだけ?」


「わ、悪かった、私が悪かったから……」


 どうも因縁があるみたいだけど、仲がいいのか悪いのか分からないわね……。

 という事でミスティの出番ね、なんか気になってきたし。


「ねぇ、この2人って何かあったの?」


「うむ、この2人は護衛官教習所の同期生なのだが、ケティは王族の従者としての水準を満たしてた反面、ハンナは水準を満たしていないと判断されてな、ケティがセレスティーラ王女の従者に決まった後もハンナは中々決まらなかったのだ」


 ああ、だいぶ話が見えて来た。

多分だけど、ケティがハンナに余計な事を言ったのね。

従者に成れないのは、頭が悪いせいだとか言ったんでしょきっと。


「よく分かったな、その通りだ。なのでヨゼモナール様の従者に成った今、仕返しをしてるという訳だな」


 口は災いの元って言うけど、地球もイグリーシアも共通なのね。

 何だかケティとハンナのやり取りも長引きそうだし一度コアルームに戻ろう。






 コアルームに戻ると、リヴァイが出迎えてくれた。


「お帰りなさいませ、アイリ様。何やら外の者達をお連れになられたとか?」


「ただいま。そうなのよ、今居るセーラさんの兄を保護したの。今は互いの無事を喜んでる最中だから、私達は外したけどね」


 出来れば早く街の事とかを説明したいんだけど…………あ、そうだ!


「リヴァイ、新たに保護した3人に街の事を色々と教えといてほしいんだけど頼める?」


「そのくらいなら問題ありませんぞ。わたくしめの方から説明しときましょう」


 と言ってコアルームを出て行こうとしたリヴァイが再び戻って来たけど……忘れ物?


「お伝えし忘れるところでした。本日の昼間にミゴル殿より通信がございまして、アイリ様がお帰りになられたら、ご一報いただきたいとの事でした。では街の方へ行って参ります」


 ミゴルさんから? なんだろ?

 私が帰って来てからでも良かったって事は、それほど重要じゃないって事だと思うんだけど。

 アレ? でも通信ならアイカも知ってる筈じゃ……と、思ってアイカを見たら……、


「………………」プィ


 よし分かった、忘れてたわね? 言い訳は出来ないからね!?


「ア~イ~カ~……」


「す、すみません。ついうっかり!」


 うっかりなのは八衛兵だけで充分よ!

 まったく、三度の飯は忘れないくせに……。


「お姉様、ミゴル様に一報入れておきました」


「はい、ありがとう。次からは報連相はしっかり行う事!」


「ホウレン草ですね、わかりました!」


 微妙にイントネーションが違ったような気がするけど気のせいよね?




「失礼致します。ご無沙汰しており「アイリ、久しぶりだな! 元気だったか?」


 ミゴルさんの挨拶にディスパイルが被せてきちゃった! 後で説教されても知らないわよ?


「これディスパイル、アイリ様に会えて嬉しいのは分かりますが、少しは落ち着きなさい」


「あ、申し訳ありません!」


 ミゴルさん、今ディスパイルが私に会えて嬉しいって言ったけど、そのくらいでディスパイルの落ち着きが無くなるとかないんじゃないかなぁ~と……。


「さっそくですが、こちらをお納めください。邪神レグリアス様からのお礼の品です」


 へ? なんでレグリアスさんから贈り物が?


「あのぅ……私、レグリアスさんに何かした覚えは……」


「記憶に御座いませんか? レグリアス様に1日使用人として送り込まれたダンジョンマスターが居りまして、そのお陰で書類整理が大幅に進んだという次第でレグリアス様は大層喜ばれましてな、お礼という形で再び人化の指輪をお持ちしました」


 あーーーっ、思い出した。

 水虫をレグリアスの1日パシリって形でペナルティを課したんだった。

 そういえば水虫はどうなったんだろ?


「あの黒髪野郎なら、書類整理が終わった後ぐったりしてたから、ダンジョンに運んでおいたぞ」


 ぐったりする程の書類整理って、いったいドンだけなの……。


「じゃあ有り難く頂いときますね、やったのは水虫だけど……」


「アイリ様が行った結果ですので、水虫様に関しては気になさる必要はございません」


 言われるまでもなく、水虫に関しては全く気にしてません。


「今後のご活躍を期待いたしております……では」


 いつもの如く、風のように去ってくわね。

 あ、そういえばディスパイルは……、


「なぁアイリ、良ければだが、これから遊びに出掛けるのはどうだ?」


 ディスパイルから遊びに

 いつもなら暇なんだけどね、残念ながら今はやる事が盛り沢山で遊んでる場合じゃないわ。


「ごめんねディスパイル、今立て込んじゃってて。また今度誘ってちょうだい」


「そ、そうなのか、なら仕方ないな……」


 可哀想だけど今はタイミングが悪いとしか言いようがない。

 けどそのままトボトボと帰ろうとしたディスパイルをアイカが呼び止めて、何かを渡してるけど……あれはスマホ?

それを受け取ったディスパイルは、途端に顔が明るくなった。


「ありがとう、感謝する!」


 先程のドンヨリとした雰囲気とは違い、軽い足取りでディスパイルは帰って行った。


「アイカ、ディスパイルが凄く喜んでるように見えたけど、スマホを渡したの?」


「そうですよ、お姉様。いつでもお姉様と会話が出来ると言ったら、喜んでました」


 そういう事。

 出来れば頻繁に会話するのは遠慮したいんだけども……。


「大丈夫ですよ、お姉様。音声入力でメールする事も出来ますので、メールを推進してあります」


 メールならいいか。


 ピロリン♪


 さっそく来た! どれどれ……。


「今度暇な時は連絡下さい……か。じゃあ、分かりました……と、これでよし」


(しゅ)よ、まだ夜まで時間が有るがどうする? このままオビルの下に戻るのかの?」


 そうねぇ、時間は無駄にしたくないし、さっさと族長の所に案内してもらしましょ。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



 そんな訳で私とアイカは今、エマルガ達と一緒に族長の居る街に向かっている。

達っていうのは、ラナちゃんも一緒についてきてるからなのよね。

 そのラナちゃんが一緒に居るのも理由があって、オビルさんにエマルガとラナちゃんに外の世界を見せてあげてほしいと頼まれたからなのよ。

ミスティ達をダンジョンにある街に匿ってる話をしたら、集落に居るよりも街に行った方が楽しいだろうって事で。

 なので2人には暫くはアイリーンで生活してもらう事になった。

勿論2人共喜んでたわよ? 外の世界の珍しいものが見れるってね。

どちらかというと外の世界じゃなくて、インドアな気もするけども……。

 そんな訳で、案内が終わったらエマルガとラナちゃんもダンジョンに連れていく事になった。


「なぁ、アイリは(けつ)が痛くなってないか?」


「大丈夫よ、このくらいなら平気」


 そして私はエマルガと一緒にサラマンダに乗って、前方を自転車で2人乗りしてるアイカとラナちゃんを追いかけている。

自転車に乗ったラナちゃんは「サラマンダより速~い!」って言ってて、それを聞いたエマルガは半分泣きそうになってるところをグッと堪えてるようだ。

 サラマンダというのは、エマルガの愛馬の事ね。


 それからアンジェラとセレンなんだけど、2人にはワンカップの誓いを回収してもらってる。

ただ扱いには困ってるのよね。

解放する訳にはいかないし、かといって街まで連行してヨゼモナール襲撃の事を話す訳にもいかない。

 どうしようかと悩んでたら、リヴァイの提案でアイリーンの街で拘束する事になった。

どのみちヨゼモナールを襲撃した時点で死罪は免れないだろうって事で、ヨゼモナールに帰還の目処が立ったら一緒に王都に連れていく事で決定した。


 そんな事を念話でやり取りしてた私達は、2時間ほどかけて無事ヨム族の町に到着した。

 因みにだけど、町の名前は無いらしいのでヨム族の町と内外から呼ばれているらしい。


「よし、着いたぞ。ヨム族の町にようこそ! ってな!」


 エマルガは愛馬を近くの繋ぎ場に止めて、町に入っていく。

私もアイカの自転車をアイテムボックスに収納してエマルガに続いた。


 中に入ると、確かに町と言われるだけはあり大勢の人達がそこらじゅうで露店を展開していた。

 客として訪れるのは、同じヨム族以外にもアレクシス王国からの商人も居るそうだ。

そしてこれを見て言えるのは、ヨム族の侵略の話は全くのデマであるって事。

 何故ならさっきから適当に鑑定してるけど、ボチボチとアレクシス王国の商人を見かけるのよ。

情勢に敏感な商人が、討伐軍が進軍して来るであろう場所に来たりはしない筈だから。

 そんな商人とヨム族の売買を眺めながら歩いてると、どうやら部族長の家に着いたらしい。


「失礼します、オビルの孫のエマルガです!」


「うむ? オビルのとこの孫か。して何用じゃ?」


「冒険者の方々が話をしたいとの事で、こちらに案内しました!」


「ほう、儂と話したいとな? そんな事のために態々来るとは少々変わっとるのう」


 どうやら部族長と話したがる人は極少数らしいわね。


「まぁよい、ここへ通しなさい」


「はい!」


 中に通された私達は軽く自己紹介し、コルノ村やロコ村で聞いた噂をエドンノ部族長に話した。


「何と! そのような噂が……」


「はい、どうやら一部の貴族がそういった理由で食糧をかき集めてるようです」


 私の話を聞いたエドンノさんは、暫し考えた後に話し出した。


「実はな、最近アレクシス王国の王都周辺では物価が高騰しとるらしくてな、商人が多く訪れるようになったのだよ」


 という事は、今外にいる商人達は普段ならここには来ないって事なんだろうか?

いや、それよりも物価の高騰って事は……、


「何となく察したようだの。間違いなく戦の前触れという事だな」


 という事は、アレクシス王国が一方的にヨム族の領地に侵攻しようとしてる!?

でもそれだと商人達は危険をおかして仕入れに来てるって事に。

 うーーーん、分かんないなぁ、頭がパンクしそう……。


「何やら思い詰めてるようだが、アレクシス王国はこちらに侵攻して来ないと思うぞ?」


「え? 何で分かるんです?」


「今アレクシス王国は後継者を誰にするかで揉めておるそうだ。国王は健在だが高齢だからな、今のうちに……という事らしいが、そんな時に外部と争いを起こすのは愚かであろう?」


 ……言われてみればそうかも。


「それにアレクシス王国にとってこの地は不要とも言えるからの。自分達で統治するより、儂等に任せた方が良いと考えたから和解出来たのだと思うぞ」


 成る程ね。

でもそうなると、いったいアレクシス王国はどこと……あ!


「どうやら気付いたようだの」


 後継者争い、王都周辺の物価高騰、食糧の徴収、つまりこれって……。


「クーデター……」


「恐らくは……な。ここに来てる商人もキナ臭さを感じて逃げて来た者も()るのではないかの」


 だとしたらいったいどの派閥が動いてるのか確認しないといけないわね。

場合によってはセーラさん達を帰すのが遅れるかもしれない。


「エドンノさん、今一番後継者に近い派閥はどこだと思います?」


「うーーむ、なんとも言えんが、第三王子のヨゼモナール王子ではないかの」


 ヨゼモナール王子が第一候補か。

という事は、ヨゼモナール王子の派閥以外のどこかがクーデターを企んでるって事?


 ……不味いわね、もしクーデターにセーラさんの派閥が絡んでもしたら、最終的にレミエマや私に飛び火しかねないわ。

でもまずは、どの派閥が画策してるかを正確に見抜く必要がある。

 それに、出来れば王都の情報が欲しいわ。


「エドンノさん、あの国の派閥ってどのくらい有るか知ってますか?」


「うむ、儂の知る限りだと全部で4つだな。だが儂の記憶じゃから絶対とも言えんぞ?」


 そうよね、ヨム族にとっては関係ない事だもんね。

それにヨム族を捲き込むのも避けないとね。


「有難うエドンノさん! 後、関係ないのに色々聞いてしまってごめんなさい」


「なーに、気にせんでいいぞ。私も久々に若い冒険者達と話せて満足してるからの」


 親切な部族長で助かったわ。

しっかり者で頼れる祖父って感じね。


「出来れば数年後にはもう一度来てほしいのう。そうすればお前さんの身体も成長してるに違いないしのぅ!」


 ……訂正、ただのエロ(じじい)だった。






 それからアイリーンに戻ってエマルガとラナちゃんをリヴァイに任せた後、ヨゼモナール達からも情報収集をした結果、分かった事は以下の通りよ。


①派閥は4つに割れており、一番優位に立ってるのが、ヨゼモナール第三王子。

次に、ロッツローニ第一王子。

そして、セレスティーラ第二王女。

最後に、バーミレニラ第三王女。


②第一王子のロッツローニは、体が弱く自力で歩くのも困難なため、トップに君臨するには不向きと思われている。


③第一王女のネイルネフィーは、既に嫁いでるため、候補から除外されている。


④第二王子のカルドードスは、何年も前に事故で他界してるため候補にはいない。


⑤王都周辺は既に封鎖されつつあり、出入りが制限されていて、いつクーデターが起こってもおかしくない。


 とまぁ、こんな感じね。



「あ、お姉様、レミエマ様から通信が来てますよ。何でも緊急だそうです」


 緊急? まさかもうクーデターが発生したっていうの!?

 ……いやいや、落ち着け私! まだ決まった訳じゃないんだから、冷静に冷静に。


アイリ

『お待たせレミエマ。遅くなってごめんね?』


レミエマ

『いえ大丈夫です。あ、いや、あまり大丈夫じゃないかも知れません!』


 ヤゴレーに襲われた後でも落ち着いてたレミエマが慌ててるなんて、余程の事ね。


レミエマ

『実はつい先程、あそこで……えーと、アレクシス王国の集いで聞いた話なんです!』


アイリ

『落ち着いてレミエマ。いったい何があったの?』


レミエマ

『はい、ではアイリさん、落ち着いて聞いて下さい。本日未明、ヨゼモナール第三王子が、何者かに暗殺されました』


 どうやら想像以上に最悪の事態になってしまったみたいだわ……。

ヨゼモナールは次期国王筆頭よ。

その筆頭が暗殺されたって事は、アイリーンで匿ってるセーラさんとヨゼモナールに…………あれ?


アイリ

『ねぇ、レミエマ。その暗殺されたのはヨゼモナールで間違いないのよね?』


レミエマ

『はい、間違いありません。私はもう少し情報を集めてみますので、アイリさんも気を付けて下さいね?』


 再び情報収集をすると言って、レミエマは通信を切った。


 ヨゼモナールが2人? いや、今匿ってるヨゼモナールは間違いなく本物だった。

鑑定スキルで見たから間違いないわ。

 じゃあいつの間にかダンジョンから抜け出して、そこで暗殺された?

いやいや、それこそ有り得ない。

 誰かがダンジョンから出たらすぐにアイカが気付くし、ダンジョンから抜け出した先に暗殺者がいるなんて都合がよすぎる。


 ……一応リヴァイに念話で確認してみよう。



『リヴァイ、ヨゼモナールは今どうしてる?』


『はい、ヨゼモナール殿でしたら、わたくしの隣で寝ております。スポーツジムで張り切り過ぎて貧血を起こしたようですな』


『分かった、ありがとう。お大事にって言っといて』


『畏まりました』



 という訳で、ヨゼモナールの無事は確認されたわ。

 じゃあいったい誰が殺されたのかって事になるんだけど、早く王都に行って調べた方がいいかもしれない。



アイリ「あ、お昼御飯食べてない!」

アイカ「ようやく気付いてくれましたか……」

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