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誘われしダンジョンマスター  作者: 北のシロクマ
第8章:残された者達の戦い
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登場人物紹介

 第8章の登場人物です。


アイリ:ダンジョンマスターの主人公

 言わずと知れた本作の主人公。

さらりと揺れる黒髪ポニーテールの美少女で、ダンジョンの外では冒険者として活動している。

パーティ名は【いちご大福】。


アイカ:ダンジョン(コア)

 本体はダンジョンコアなので出歩く事は出来ないので、代わりに自動人形(オートマタ)へダミーコアを埋め込み遠隔操作をする事で、食べたり遊んだりしている。

見た目はアイリと同じポニーテールだが、髪の色は青い。

冒険者パーティ【いちご大福】の名付け親で、パーティ名から分かる通りお菓子やスイーツが大好物である。


リヴァイ:アイリの眷族

 アンジェラと並び、アイリのダンジョン最大級の戦力であるリヴァイアサン。

普段は人化しており、その姿はまんま老執事である。

いつの間にか眷族達を纏める立場になってしまい、アイリーンの街に配備されている自動人形(オートマタ)の整備や、街全体のクリーンアップに努めている。

街の人達にも人気があり、頼れるおじさまと言われている大変世話焼きな爺様だ。


アンジェラ:アイリの眷族

 リヴァイと並び、アイリのダンジョンでは最大級の戦力であるバハムート。

普段は人化して過ごしてるが、人化したままでも充分強い。

更に人化した姿は紫色の髪をショートカットにした美女で、無自覚に周囲の男を振り向かせている。

他の眷族が自己鍛練してると、嬉々として割り込んで行くため、アンジェラの前では修行や鍛練といった言葉は禁句である。

冒険者パーティ【いちご大福】のメンバー。


ルー:アイリの眷族

 ホークとの話し合い(一方的に殴る方)の結果、ホークの所有してた人化の指輪を譲り受けたオリハルコンゴーレム。

アンジェラと同じく普段は人化している。

人化した時の見た目は常に眠そうな顔をした金髪の少女で、アイリよりもやや年下に見える。


ミリー:アイリの眷族

 眷族となったその日の内にホークから人化の指輪を奪ったミスリルゴーレム。

人化した姿はルーとそっくりな銀髪の少女だ。

当然ルーと同じくお菓子が大好物。


モフモフ:アイリの眷族

 遭遇したら助からないと言われている伝説の狼、デルタファングである。

実力は有るのだが、頭が少々弱い脳筋狼だ。

人化出来るが人化した時の見た目は、ゴロツキは道を譲り、泣く子は更に号泣する程の強面の角刈り男なので、普段は人化していない。

舎弟のクロに頭の弱さをフォローしてもらっている。


レイク:アイリの眷族

 ファイアドレイクの雄。

普段は殆ど寝てすごしており、食事の時間にしか起きないのではと眷族達に思われている。

睡眠を妨害されると激しく怒り狂う。


ザード:アイリの眷族

 剣に覚えありのリザードマンキングの雄。

鍛練の鬼で、昼間は沼地で剣を振るっている。

曲がった事が嫌いな堅物で、人化すると青黒い鎧兜を身に付けた姿になる。

因みに着脱も可能。

ホークとは真逆な性格。


ホーク:アイリの眷族

 お調子者のワイルドホークの雄。

お笑いに命をかけており、ザードとは違った方向で日々の鍛練を行っている。

5チ〇ンの掲示板を徘徊するのが大好きな暇人で、様々な無駄知識を仕入れている。

人化するとその辺に居るチャラ男になる。


セレン:アイリの眷族

 永遠の17歳のセイレーン。

人化すると、金髪セミロングの美少女になる。

カラオケが趣味だが選曲チョイスがアレ。

年齢に触れると性格が豹変するので、眷族の間では禁句になっている。

冒険者パーティ【いちご大福】のメンバー。


ギン:アイリの眷族

 ランダム召喚により呼び出されて眷族となったシルバーウルフで、普段は銀髪の和風美人に人化している。

狼種の雌で、同じ狼種のクロから熱烈なアピールを受けるがまともに相手はせず、逆にパシリとして使っている。


クロ:アイリの眷族

 ダンジョン機能のランダム召喚により呼び出されて眷族となった、雄のマットブラックウルフ。

モフモフの舎弟をしており、モフモフを始め眷族達により鍛えられている。

アイリの用意した液晶テレビにより、眷族一の情報通となった。

普段は頭が弱いモフモフのフォローをしている。



 アイリーンの人達


レックス:獣人

 冒険者パーティ夢の翼のリーダー。

アイリに一目惚れ状態だが、実力差を見せつけられて以来アイリを守れるくらい強く成ろうと必死になっている。

アイリがダンジョンマスターだと知った今でも想いは変わらず、アイリーンで修行中だ。


アルバ:人間

 冒険者パーティ夢の翼のメンバー。

アイリ達がダンジョンの関係者だと知って驚くが、アイリーンを見て二度驚く。

アイリーンでの修行は本人としても望むところらしい。


ルーク:魔族

 冒険者パーティ夢の翼のメンバー。

アイリ達がダンジョンの関係者だと知って驚くが、アイリ達の強さを考えれば逆に納得がいったという。


ユユ:エルフ

 冒険者パーティ夢の翼のメンバー。

アイリ達がダンジョンの関係者だと知っても唯一驚かなかった。

本人曰く、薄々気付いてらしい。


マイン:エルフ

 成人女性のエルフで、村では一番の実力者。

他の村がグロスエレム教国の侵略に遭い、逃れてきた多くのエルフとアイカ達の板挟みに悩み、結局はアイカ達を拘束してしまう。

その後アイカ達の誤解が解けたため、土下座をして謝罪した。


ゴンザレス:ドワーフ

 ミリオネック商業連合国からアイリーンに移り住んだドワーフで、ダミアンの兄弟子。

ダミアンやほかのドワーフと共に工房を営んでいる。

現在エルフのマインと交際中のようだ。


エマルガ:人間

 15歳のヨム族の少年で、内心ではアイカに一目惚れしている。

アイリーンに住むようになった今では、トム達と日々競うように修行している。


ラナ:人間

 7歳のヨム族の少女で、一緒に遊んでくれたアイカになついている。

エマルガと同様アイリーンに住むようになって以降は一人でいる事が多かったが、デューク達が来てからはエルフのミレイと仲良く過ごしている。


トム:半獣人(ハーフビースト)

 アイリーンで冒険者活動をしている16歳の少年。

弟のジェリーに弓で負けてからは、益々魔法の勉強に時間を割くようになる。


ジェリー:半獣人(ハーフビースト)

 アイリーンで冒険者活動をしている14歳の少年。

兄のトムに弓で勝って以降は、遊撃として弓の鍛練に力を注ぐようになる。


デューク:エルフ

 他の村がグロスエレムの侵略にあったと知りアイカに助けを求める。

村が救われてからはアイリーンに住むことにした。


ミレイ:エルフ

 デュークと同じ理由で、アイリーンに住むことになる。

ヨム族のラナとは大の仲良しだ。



 神々の紹介


ラフィーネ:女神

 クリューネの姉的存在の女神で、アイリのダンジョンに出入りしている妹を心配している。

アイリが過去へ飛ばされたのを知ったため、眷族達が暴走しないようダンジョンへと現れた。



 ダンジョンマスターの紹介


豪血(ごうけつ):獣人

 湖底ダンジョンからシャイミを救出した事がきっかけでアイリの友人となった熊獣人のダンマス。

アイカの呼び掛けに応じたかったが、場所が遠いため断念した。


マリオン:ヴァンパイア

 魔女の森北東部にダンジョンを構えてるダンジョンマスター。

他者に好意的で、他のダンジョンマスターと交流するのを楽しみにしている。

アイカの呼び掛けに応じたかったが、場所が遠いため断念した。


ロムネック:?

 年齢不詳な男のダンマス。

頻繁にダンジョン通信を利用してるため、アイカが暴露したグロスエレム教国の秘密を早くに知る事が出来た。


カイザー:人間

 数少ないSランクのダンジョンマスター。

少々アレな性格のため孤独を味わいつつ生活している。

何かとカッコいい台詞や決めポーズ等を考える事に時間を費やしてるらしい。

今回のアイカの呼び掛けに応じた1人だが、安全策を取り本人はダンジョンに残った。


メディル:ロイヤルサキュバス

 Sランクのカイザーの眷族で、自身もSランクのモンスターである。

カイザーに対して毒を吐く事が多いが、実は好意の裏返し。

カイザーの指示で首都に入るが、そこで奴隷商館を発見し解放した後にアイリと遭遇した。


千手(せんじゅ):人間?

 グロスエレム教国の何処かにダンジョンを構えてるダンジョンマスター。

アイカの呼び掛けに応じてグロスエレム国内の街を襲撃して回り、多くの奴隷を解放した。


水虫(みずむし):人間

 過去にアイリとダンジョンバトルを行い、敗北ペナルティで水虫に改名させられた哀れな青年。

千手達と共にグロスエレム国内を荒らし回ったが、メリーヒルスにより捕らわれてしまう。


バーニィ:獣人

 猫獣人の少年ダンジョンマスター。

お宝大好き少年で、お宝以外にも人や物を捜索するのが得意である。

千手達と共にグロスエレム国内を荒らし回ったが、メリーヒルスに捕まりそうになったところで脱出し、千手達3人が捕まった事をアイリに伝える。


石流王(せきりゅうおう):人間

 グロスエレムに比較的近いアレクシス王国内に居を構える少年のダンジョンマスター。

アイカの呼び掛けに応じてグロスエレム国内を荒らしてるところを、メリーヒルスの眷族であるラヴィアンに襲われるが、カイザーの眷族メディルによって助けられた。


魔法少女ヒカリ:人間

 グロスエレム教国に居を構えてる、元ヤンキー女子高生のダンジョンマスター。

生前は可愛い小物と衣装が大好きなのを周囲に隠してたが、転生後は遠慮しなくなった。

千手達と共にグロスエレム国内を荒らしてたが、メリーヒルスにより捕らわれてしまう。


魔法少女ユーリ:人間

 サクサロッテ共和国のソルギムの街に割と近い場所にダンジョンを構えてる、元OLのダンジョンマスター。

生前の趣味を引き継いでコスプレに情熱を燃やしたため、いまだ貧困は継続中である。


魔法少女リゼット:人間。

 元女子大生のダンジョンマスター。

アイリと同じくらいの年齢に見えるが実は17歳で、魔法少女の中では最年長である。

体の成長が遅いのを気にしてるらしい。


魔法少女シーラ:人間。

 元女子中学生のダンジョンマスター。

歳はアイリと同じ13歳だったが、誕生日を迎えたため14歳である。

いまだに一人称の「僕」は継続中。


魔法少女メイプル:人間のダンマス

 元主婦のダンジョンマスター。

元最年長だったという事実を隠しつつ、魔法少女を楽しんでいる。

時折飛び出る毒舌に注意。


メリーヒルス:人間

 元日本人の転生者で、主に人体構造の研究を行っていた過去を持つ女性ダンマス。

貴族社会だったグロスエレムを乗っ取り、時間を掛けて自分の都合の良い国に作り変えてきたらしい。


クインゾーラ:精霊

 メリーヒルスの眷族でBランクの精霊シルフ。

見た目は幼い金髪の少女だが、彼女の風魔法は空間を切り裂くとも言われ、敵に回すとかなり脅威的な存在である。

眷族を解除されると、復讐のために首都カニエビの地下で自爆した。


ジュヌーン:精霊

 メリーヒルスの眷族でBランクの精霊サラマンダー。

見た目は真っ赤な髪をした少年だが、彼の物理攻撃力と強力な火魔法は、街一つを簡単に落とせるであろう。

しかし上には上がいるもので、オリハルコンゴーレムのルーとの戦闘に敗れ死亡した。


ラヴィアン:精霊

 メリーヒルスの眷族でBランクの精霊ウンディーネ。

見た目は透き通る青色の髪の毛を(なび)かせてるが、その美しさとは裏腹に攻撃的な性格である。

水魔法を得意としていたが、カイザーの眷族メディルとの相性が悪く、放った魔法が(ことごと)く吸収され、最後は自身も吸収されてしまった。


モッツァヴィーノ:精霊

 メリーヒルスの眷族でBランクの精霊ノーム。

見た目は黒髪に全身黒タイツという怪しげな格好をしてるが、大地を自在に操る能力の前には精鋭騎士団であっても苦戦は免れない。

メリーヒルスの情報アイカ達に話そうとしたが、呪いの発動により絶命してしまう。



 悪魔族の紹介


ディスパイル:悪魔族

 アイリとの進展を強く望んでいる悪魔族の少年で、今も尚、アイリと親しくなる方法を模索中である。

アイリが過去に飛ばされたと知り取り乱すが、ラフィーネの話を聞いて安堵した。

無事メリーヒルスを引き渡され、色々と尋問してるのだとか。



 グロスエレム教国の人達


メンヒルミュラー:人間のような何か

 アイリによって降臨召喚を受けた女性で、グロスエレムの頂点に君臨しているエレム教の教祖。

以前よりもフレンドリーになった事もあり、信者達からの評判も上々なのだが、エレム教の教えがガラリと変わったため混乱してる者も多い。

代表例は、【人間も()の種族も皆平等である】というもので、いままで獣人を虐待してた者は住み難い国になったと言えよう。


アビゲイル:人間

 日本から転移してきた勇者で、本名は浴子茂(あびこしげる)という。

エルフの村を襲撃した際アイカに捕らわれてしまい、そのままダンジョンの火山エリアに送られる。

本編では省略されてるが、満身創痍でボス部屋までたどり着いたところをレイクによって食われた模様。



 魔女の森のエルフの紹介


ニルグーク:エルフ

 魔女の森に隠れ住んでいるエルフの長。

485歳と長寿であるため物知りである。

アイカ達を拘束するのに反対したため長老の座を下ろされたが、アイカ達の誤解が解けるとすぐに長老の座を返上された。


ナグム:エルフ

 成人男性のエルフで自分では里一番の実力者だと思い込んでいたが、アイカにより実力差を見せつけられて以降、アイカに追い付こうと修行に励むようになる。

アイカ達の拘束を反対したが、圧倒的多数に圧されて黙るしかなかったようだ。


ウーハン:エルフ

 他の村で長老の補佐を行っていた中年の男エルフ。

他の村の長老達と一緒にアイカ達の拘束に賛成した内の1人。

アイカの誤解が解けて以降はバツが悪くなり、屋内に引きこもったらしい。



 ミリオネック商業連合国の人達


サンタ一家:ギャング

 アイカに力で捩じ伏せられてやむを得ず協力する事になった、ナシゾナの街を牛耳るギャング。

そのファミリーネーム故にサンタとトナカイのコスプレをさせられるが、笑い者にされた挙げ句、同じく笑い者になったアイカから八つ当たり気味な罵声を散々浴びせられ、ナシゾナの街からやや離れた場所に放置された哀れなギャングである。


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