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純愛  作者: ネコシ
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ウツボカズラ

明日になれば、彼と会える。

頭の中、そればかりだ。

なんて言えたら私はすごく純粋だ。

仕事の日のあなたが好き。

私だけ見て愛を伝えてくれる。

最初はふざけた口説き文句だ、なんて思っていた歯の浮く言葉も気付けば私の糧なのだ。

今じゃお決まりの電話での最後の愛してる、なんて言葉は落ちてしまったら出られないウツボカズラにはまった虫みたく、また一歩足を進める。

そう私は今、ウツボカズラのふちを歩いているのだ。

そして落ちて確信する。

いや、後悔するのだろう。

毎日愛を囁いて一生懸命抱いてくれる

あなたを愛してしまったことを。

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