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いざ尋常に
シヴァと俺を比べて気づいた事がある。
シヴァは、ステータスこそ俺より低いものの、スキルの操作や技術が桁違いだ。
腹は回復してるけど、怪我のせいで敏捷性がむっちゃ低下してるから、攻撃に当たりやすくなってる。
でも死んでないのはシヴァのおかげなんだけどね。
「始まった」
洞窟にしわがれ声が響く。
魔物が、声を発した。
噓だろ。みたいな表情をシヴァがしてる。
そんなに珍しいことなのかな?
バグさんとかと普通に会話してるから、魔物は大体喋れるものだと思ってた。
あいつが異常なだけか。神だろあれはもはや。
神ってもっとすごい説出てきた。
おっそろしい。
「人間と戦うのは実に1000年ぶり・・・しかも呪い使いと管理者」
シヴァが冷たい目で魔物を見据える。
「私はアルティメット・インべイディア。お手合わせ願おう」
腹の傷が治った。もう戦える。
「いざ尋常に」
久しぶり。




