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俺の愉快な高専生活  作者: いた民
3/3

第3話 聖戦の始まり 前編

第3話 前半です。

「あっ、やべぇ寝坊した...」

 今日は、みんなで集まって遊ぶ約束をしていた日だ。

 そんな日の前に俺はいつもどうり日を跨いでソシャゲの周回をしていた、そしてこのザマである。


 スマホを確認すると沢山の着信とLIMEの通知が沢山入っていて見てみると、「大丈夫?起きてる?」と俺を心配した内容のものが沢山入っていた。みんなに「ごめん、今起きた。急いで行くわ」と返信すると、急いで出かける準備を始めた。


 俺が慌ただしく出かける準備をしていると母親が不思議そうに「どこか出かけるの?」と聞いてきた。


「うん、友達と昼ごはん食べて遊ぶ約束してるんだ」


「そうなの?もう昼ごはん作ってたのに...」


 やってしまった。

 親に出かけることをあらかじめ伝えておくべきだった...。

 俺は覚悟決めてこう言った。


「じゃあその昼ごはんも食べるよ」


「え?でも友達との食事は大丈夫なの?」


「大丈夫だよ、胃の大きさには自信があるから」


 そう言って、俺は料理を食べ始めた。


 自慢になってしまうが俺は結構よく食べる。

 外食する時とかに一番大きいのサイズ料理を食べても割と平気なほどだ。みんなには「それで体が細いのはやばい」とか言われるがもって生まれたものは仕方ない。


 そんなこんなでご飯を食べ終わり、急いで出かける。

 集合場所は最寄りの駅から電車で10分の都市の駅前だ。


 最寄り駅は歩きだと1時間ほどかかってしまうため俺はいつも原付に乗っている。

 そしてエンジンをかけていざ出発しようと思ったらある事に気がついた。


「ガソリン全然ねぇ...」


 もうグダグダである。

 俺は急いでガソリンスタンドに行き、ガソリンをいれた。精算所でお釣りを取ろうとした時に100円が落ちて機械の下に入ってしまった...。

 一応下を覗いてみるが手を伸ばしても届きそうにない。


「なんかついてないなぁ...」


 急いでいるので100円は諦めることにした。

 さらば100円、お前の事は忘れない....。


 そして駅まで行って電車に乗ってようやく集合場所に着いた。

 ここまでなんか凄く寄り道した気分だがまぁ気のせいだろう。集合場所では伶くん、大樹、みっつが待っていた。

 俺は怒られることを覚悟しつつみんなの元へあるいていくのだった...。



俺が精算所の下の隙間をのぞいている時、精算所の隙間も俺を覗いているのだ

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